くいしんぼう-KuishinBou-(佐伯区楽々園)生茹で落花生
楽々園の くいしんぼう。
先日の偵察がなかなか印象的だったので今日はオトコ3人で予約してガッツリ飲むためにやってきた。
この日は台風接近で土砂降りの雨の日。
だけどこの店は広電楽々園駅からほとんど傘をささないでも濡れずに入れる店なのでこういうときは非常に助かるのよね~。
「創作居酒屋」を謳うだけあってなかなか個性的なメニューが並ぶ。
基本的に魚料理が中心でそれもどっちかというと我々瀬戸内の人間が馴染みのものから外海のものまでかなりのバリエーションがあるのがわかる。
いつでもあるメニューとオススメとが分けてあって目玉はどうみてもオススメの方なのだろう。
この日も掘りごたつ形式の半個室テーブルに通された。
まずはこの店のトップメニューである広島産生しらす890円。
さすがに生のしらすはおいそれとはお目にかかれない貴重なものだがここではこれが常備されているようだ。
野菜サラダ690円と揚げたてがんす690円。
がんすとは要は魚肉の練り物でそれを揚げたものでこれもここの名物のようだ。
大野アサリの酒蒸し890円、大羽イワシの塩焼き690円。
ハッキリ言ってなかなか上質だ。
新鮮だしかなりの腕だ。
それを確信したので注文したのはアナゴの刺身1500円。
これはかなり珍しいが注文する者がいないのかアナゴが刺身をするのはちょっと小ぶりだったのか刺身がかなり小さくなってしまったのは残念だ。
だけど骨煎餅までついてきているのは立派だと思った。
ダシ巻きタマゴ690円にゴーヤの味噌炒めだったかな??
ちょっとびっくりしたのがコレ。
アボガドのレバ刺し風690円。
切ったアボガドをレバ刺しでよくつかう塩ごま油にどっぷりと浸して食べると言うモノではあるのだが食べてみるとホントにレバ刺しの雰囲気むんむんなのには驚いたわ。
牛たん塩焼き980円にこれなんだっけ??(笑)
キンキの煮付け1000円にほたて貝のバター焼き890円。
ピリ辛ひとくち餃子590円。
こういうのも今までちょっと食べたことがないのでどれもこれも意外性を秘めてる変化球ばかり投げられて面食らってしまったような感じがするメニューばかりだ。
生茹でソーセージ590円に自家製スモーク盛り合わせ690円。
これらも確かに自家製のようでオリジナリティも凄い。
オリジナリティって言えばこれも笑ったニンニク丸揚げ590円。
ここまであからさまのニンニク料理もないだろう。
シンプルだけどこんなに酒のつまみとして最高なニンニクも他になかった。
極めつけは生茹で落花生690円。
なんとビーナッツをまるごと茹でてあるってシナモノだがびっくりするほど旨いのよ。
なんのかんのといろいろ注文してしかも焼酎の一升瓶をキープまでやらかしたから3人で2万5千円くらいになってしまったと記憶しているがしかしこんな本格派の創作居酒屋がこんな近所にあったとは知らなかったしちょっと嬉しい。
店の奥にはカウンターもあるようだしもう少しこのくいしんぼうを掘り下げて通ってみるのもなかなか悪く無いと思った夜だった。