らをた広島

食べ歩きブログ

一心(呉市)うどん

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ネイティブ呉市民ならば必ず知っているうどんの一心
そもそも大昔には中通りの夜の屋台だった一心が今の西中央に店舗を構えて昼営業って言うか朝から営業を始めたから当時子供だった自分らには通いやすくなった。
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おまけにこの場所は自分の小・中・高等学校の通学路にあるときたもんだ。
だからまあよく通ったもんだし長い間うどんっていうのは全国どこでもこんなふうに細いのかと勘違いしていた。
そんな故郷の味、一心にひさしぶりにやってきたよ!しかも午前中9時に。
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中置半端な時間だから空いているだろうと思っていたがさにあらず駐車場は満杯。
仕方なく少し待って入店したら8割がた埋まっていてさすがの人気店だと感心してしまった。
一心のうどんの特徴は呉うどんと呼ばれる細うどんなのだがトッピングうどんの値段がべらぼうに高い。
だから学生時代からここでは一番安い「うどん」しか注文したことがないのだがそれでも今は450円とけっこうなお値段になっている。
かつては180円だったような気もするのだが記憶違いかもしれない。
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細うどんはすぐに茹で上がるのだろうかほんまに2分と待たずにうどんがくるのは昔と変わらない。
これが一心のうどん450円。
相変わらずだしがなみなみとついであるのが懐かしい。
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呉の細うどん。
まあおそらくは茹でうどんを温めるだけだからもうハナッから伸びてくったくただ。
おそらく歯がなくても余裕で食べられる。
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あともうひとつの特徴はこのとろろこんぶだ。
呉のうどん屋ではこれをかならず入れるといういわば必須アイテムだ。
おそらくは甘めのいりこダシにとっても相性が良いからと思われる。
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そして一心のうどんには通常のいわゆる素うどんにもこのような揚げを細かく切ったものがデフォルトで入っている。
だから変な話、最初からきつねうどんみたいなものだし学生にしたら量もじゅうぶんあるしリーズナブルだからどうしてもこの一番安いうどんしか注文しないのだ(笑)
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ゴリゴリとコシのある讃岐うどんとはある意味対極にあるへなへなの呉うどんではあるのだがこれはこれでじゅうぶんな食べごたえがあって悪くはないと思わせてしまうのだった。 いっしん8 いっしん9
なんのかんのと考えているうちに気がつくとだしまで全部飲んでしまったがね。
けっこう歳を召された大将もまだまだお元気そうだしまだまだ呉市民の心の味、一心は大丈夫そうだな。