ラーメン JIDAI(西区中広町)
またしても来てしまったよ!ラーメン JIDAI。
個人的にこれだけの短期間での再訪麺はかつて記憶が無い。
それだけここのラーメンにインパクトがあったと認めざるをえない。
駐車場のない非常に狭いテナントに厨房を囲むようなカウンターに7席程度の収容人数。
これだと少し人気が出ただけで直ぐにでも行列がデキてしまいそうだ。
以前は作業中の大将の背中の席に座ったので手元が全然見えなかったが今回は横に陣取れたのでラーメン作成作業がよく見える。
二郎系ってけっこう男っぽくて豪快なラーメンのイメージしかないが作業から受ける印象は「丁寧」だった。
勿論麺類だから手際は速いのだがトッピングもゆっくり確実に配置されているのがよくわかる。
5分くらい待ってから来たよ!ラーメン JIDAIのラーメン(ヤサイ増し、アブラ増し、ニンニク、カラメ)750円。
いわゆる無料トッピングの全部増しってやつだ。
もうこの瞬間の香りだけで気持ちが高ぶってしまうのだがなんともジャンクなんだけどどうしてこうなってしまうのかね?
二郎系にハマるヒトの気持ちがなんとなく理解できる。
この太麺もしっかりとコシがあって乱暴な感じは一切なく繊細ささえ受け取れる。
アブラ増し、カラメのスープは確かにしっかりとした味付けがあるのだが言葉とおりに塩辛くはなくごくごく飲めてしまうほどだ。
こんなに背油みたいなのが放り込んであるのにアブラっぽさってなんでないのだろう??
勿論大量のキャベツ、モヤシが追加されていて丼から突き出ているのだがこれらがこの極太麺と馴染んで一緒に食べるとなんとも幸せになる。
もしかして小さく刻んでいれてあるニンニクが全てをまとめてくれているんかな。
トドメはこのゴッツいチャーシューでがあるが存在感はあっても主張は弱めになっていてあくまでも自分から派手ながら脇役に徹しているのは意図的だろう。
う〜〜ん。
いかん、どうやらここのラーメンにズッポリとハマってしまったようだ。
ひとりで全部切り盛りしている大将も接客も変なクセがなくて非常に好ましい。
いまやラーメン界で一大ジャンルになっているいわゆる二郎系って云われるのはこんな感じでその勢力を伸ばしてきたのだろうか??
好き嫌いは分かれれてしまうだろうが少なくとも自分がこれまでに食べた「二郎系」と呼ばれるジャンルのお店の中ではベストだと思うので自信を持っておすすめできるラーメンJIDAIだった。