らをた広島

食べ歩きブログ

いろりや(高知県幡多郡黒潮町入野)冷やし山かけうどん

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高知市から四万十市に向かうの四万十市まであと10kmくらいになった国道56号線沿いにあるいろりや
かなりわかりやすい立地に大きな駐車場が目を引く。
ここは知る人ぞ知るあの伝説のテレビ番組「 水曜どうでしょう」のお遍路の旅で幾度と無く登場するうどん屋だ。
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中でも大泉洋は殊の外ここのうどんが気に入っているようで最近の「おにぎりあたためますか」で再訪問していた。
これを見て自分の中で絶対にココに行ってみたい衝動が抑えられなくなってしまった。
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だけど10時半に徳島港で息子と待ち合わせて徳島ラーメンを食べて高速で一気にここまで来たが時間は午後3時。
通し営業と聞いていたのだがナント準備中になっている∑(゚д゚lll)ガーン。
ショック特大なのだが中を覗くと人影が。
物欲しそうに覗く我々に気づいてスタッフが出てきてくださって事情を話したのだがやっぱり休憩中とのこと・・・
諦めかけて出発しようとしていたら店の裏から大将らしき方が出てこられて「天ぷらとか釜玉はできないけどうどんなら食べられます」との超有難いお言葉。
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天にも上る思いで広い入店させていただいた。
店名のいろりやっていうくらいで実際に囲炉裏の席があるのだがさすがに誰もいない店内なので隅っこのテーブルに息子と二人で座った。
そうこうしていたらドサクサに紛れて何組か他の客も入ってきたがいやいや流行ってますのぅ〜
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うどんが売りなのならやっぱり冷たく締めたうどんがベストだろうと思い冷やしメニューを注文。
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もちろん温かいうどんのメニューもきっちりある。
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少し待ってから来たよ!いろりやの冷やし山かけうどん702円。
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夢にまで見たいろりやのうどんは北海道の国産小麦を四万十川の水でこねて作った純国産のうどんってのが最大の特徴だ。
ちなみに香川のうどんはオーストラリアなどの海外産の小麦粉が主流となっている。
いや香り立つ麦の胸をすく薫りがなんて表現していいかわからないほどだ。
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奥歯を押し返すほどの凄まじいまでのコシがあるのに舌触りは滑らかでにゅるにゅるしたこんな不思議なうどんは食べたことがない。
讃岐の男麺と女麺の両方の長所を併せ持っていると断言してもよいだろう。
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息子が注文した冷やし肉玉うどん842円。
あまりの旨さに大盛りにしなかったことを彼は大いに悔やんでいた。
少しいただいたがするするっと入る山かけうどんに較べてこちらは若者向けのパンチのある味だった。
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確かにこれは大泉洋をして「讃岐より旨いかも」と云わしめるだけのことはあると感じる。
最強の讃岐うどんが讃岐ではなく高知のこんなど田舎にあるなんてある意味驚異的だ。
これは麺好きならコレを食べずに死ぬのは人生にとって大きなる損失となるのは間違いないと言い切ってしまうわな。