窪田寛商店(西区己斐本町)カレー中華
JR西広島駅から歩いて数分の場所にある窪田寛商店。
営業時間は毎週金曜日と毎月の最終週の水曜日の夜、しかも19時から21時半までの夜のたった2時間半というどえらいハードルの高いお店。
(今年の12月は最終週水曜日が大晦日なのでこの日はお休み)
おまけに場所はとってもわかりにくいし駐車場はないので近隣のコインパーキングに駐めるしかない。
そもそもここはラーメン屋ではなく製麺所がやってるお店のようで暖簾には大きくカレー中華と書いてある。
要は製麺所が開いた時間だけカレーラーメンを提供してくれている店と認識した方が良いだろう。
メニューはカレー中華と生卵とむすびと替え玉だけ!!
凄まじい割り切りなので客もそのつもりで入店する必要がありそうだ。
店内はカウンターだけの狭い空間で大将と女性のふたりで切り盛りされている。
実際にカレー中華を作っているのは女性の方でどちらかと言えば大将が配膳とかをされているというこれまた不思議な役割分担となっている。
少し待ってキタヨ!窪田寛商店のカレー中華630円!!
これにどこかは知らないが石本農場の産みたて生タマゴ80円を投下する!!
学生時代大阪で過ごした自分にとってなかなかうれしいのぅ〜(笑)
(大阪人はカレーに生卵入れたがる)
しかしこれはとてつもなないトロミがつけてあってこれがこのカレー中華の旨味に貢献していると思われる。
麺はさすがに製麺所自家製だと思うがコシがあってこの麺の宣伝にはなかなかマッチするメニューなのかもしれないな〜。
豚肉と玉ねぎがどっさり入っていて後から後から湧いて出てくるような印象を受ける。
ここでタマゴを潰してみるとややマイルドになるがもともとそれほど辛くはないので更なるマイルド感が追加されるということなのだろう。
実は自分の唾液はデンプン分解酵素が多いようでこの手のトロミ料理を瞬時にやっつけてさらさらにしてしまうので今回もみるみるうちにトロミがやっつけられてフツーのカレー中華になっていく・・・・
食べ始めて半分くらいでもうすっかりさらさらカレーラーメンになってしまったがこんな場所でこんな面白いカレーラーメンに出会えるとは思わなかった。
カレーラーメン好き一度はチャレンジしてほしい窪田寛商店だった。