らをた広島

食べ歩きブログ

24: リブ・アナザー・デイ(24: Live Another Day)

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ネタバレ配慮してるので大丈夫!
「24 TWENTY FOUR」と言うと開店前のレンタルビデオ店に行列を作る作品としてある意味社会現象となった伝説のアメリカのテレビドラマ。
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24時間を1話1時間として24回の放送で描くと言うリアルタイム進行するという斬新なコンセプトは大人気となりシリーズ化されシーズン8で一応の完結をみた。
それからこの「24 TWENTY FOUR」は確か映画化される筈だったがなかなか実現せず4年の時を経てなぜか半分の12話完結のシリーズとして復活したわけだ。
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これでは「24 TWENTY FOUR」ではないじゃん!と細い事は言わずにあのジャックバウアーにまた会えると素直に歓迎したい。
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今回もジャックバウアーの気持ち良いまでの迷いの全くないキレっぷりは健在で「コレしか方法はない!」と言下に即断し相手が重要参考人の主治医や主席補佐官あたりでもタメ口の命令口調、合衆国大統領でもとりあえず敬語にはなるが自分の意見を曲げない。
テロを止めるためなら一般人に平気で発砲するわど突いてクルマ奪ってぶっ壊すわまさにやりたい放題でどちらがテロリストかわからんようになる(笑)
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今回も吹き替えで見たのだがもはや小山力也さんの声じゃないほうがジャックバウアーは違和感があるほどで毎度ながらその吹き替え術は極上だ。
個人的にはオードリー役の 田中敦子さんの吹き替えが今回もええですのぅ〜(笑)
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しかしトータルとしてそもそも左寄り思想の蔓延る日本では国粋主義的な思想のドラマと受け取られてしまうのだろうが諸外国では自らを犠牲にしてまで国に忠誠を尽くすこのジャックバウアーの姿勢がむしろ中道なのだろう。
それにしてもどれくらいの予算がかかっているのかわからないがほとんど映画のクオリティで終始ストーリーが展開する「24 TWENTY FOUR」だが今回の12話凝縮は内容に明らかな変化を与えてしまっている。
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始まってからずっと24話だったこれまでと同じ1時間1話の展開をしていくので自分は12時間分を描くドラマに切り替わっているのかと思っていたら最後の言わばオチの部分で12時間後ってことになってなんとか「24 TWENTY FOUR」というタイトルを守るのだが展開が駆け足になってしまうのはやむを得なかったのだろう。
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これは良く言えば不要なシーンが一切ないので間延びすることなくスピーディーな展開なのだが悪く言えば説明不足と感じさせる部分も正直かなりある。
それがこのドラマも緊迫感を煽っているトコでもあるので一概に悪かったともいえないのだがやはり「24 TWENTY FOUR」はコレまで通り24話で見たかったと思ってしまった。
そして終わり方も今後に含みを持たせるようだったのでこれはまた暫く待てば続編がかならず作られだろうから楽しみは尽きない。
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今回の24: リブ・アナザー・デイは2015年3月まではGEOの専属レンタルになってりいるようでそれ以降は他でもレンタル開始されるようだからどこでも手に入るってもんでもないので注意が必要だ。
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コレまでの24シリーズも見始めるとハマりまくってとことん睡眠不足になってボロボロになってしまうほどの危険ドラッグ顔負けの合法的中毒性があるので注意が必要だ。
結論は「やっぱりトゥエンティフォーは面白い、いや面白すぎる」ってことを再確認したのだった。