「麺カテゴリーの新商品として、じっくり煮込んだチャーシュー３枚と太麺を合わせた、ボリュームタイプのつけ麺を発売いたします。なお、魚介豚骨ベースの濃厚なスープには、"俺の"シリーズのコンセプトカラーである"黒"をイメージし、隠し味として黒マー油を使用しました。」550円。
今度はつけ麺だ！と言わんがばかりのファミリーマートの俺のシリーズ。
今回のつけ麺かナント驚愕の779kcalと書いてあるのでダイエット中のヒトはやめておいたほうが良いだろう。
表面を覆っているセロファンを剥がしてみると具がくっつかないように仕切りが入れてあってなかなか手が込んでいる。
レンジで説明通り加熱してみたがちょっとぬるい感じだったのでもう少し多めに加熱してみた。
すると麺からもうもうと湯気が立ち上ったのは良いがどことなしに化学薬品のような薫りも同時に散乱してしまうのだった。
チャーシューをつけダレの乗せて付属の七味をふりかけておそらくこれで完成だと思う。
つけ麺らしくぶっとい麺を箸で持ち上げようとすると予想通りくっついてしまって一塊としてあがってくるのでコイツをほぐすのにけっこうテクニックが必要だ。
最初にパックごとレンジしているので必然的に熱盛りになってしまっているのだがつけダレだけをレンジしたほうがよかったのかもしれない。
そんなこんながあったが麺をどっぷりとつけダレに浸して食べると麺はまあコシなんてなくてぐにゃぐじゃだがモチモチ感はあるので思ったより悪くないしつけダレは確かに本格的に作ってあってこの麺の頼りなさを差し引いてもお釣りが来るくらいのデキだ。
ちょっとたまげたのはこのチャーシュー。
しっとりねっとりした脂がじゅっとでてきてマジ美味い。
これに負けてるチャーシュー出すラーメン屋なんてゴマンとあるわ。
それに鶏つみれも相当なレベルになっており思わず唸ってしまうほどだ。
煮玉子、メンマ、ネギはまあコンビニ弁当の範疇をでていないがそれでもここまできたかと思わせる部分はたくさんある。
黒マー油が隠し味になっていると説明があるがこのつけダレとチャーシュー、鶏つみれは甘く見てはいけないほどで正直驚いてしまった。
だけど問題はやはり太麺のマネージメントだと思うがここらへんの課題もクリアしてきたら値段も値段だし街のラーメン屋さんもうかうかしてはおれないだろう。
