中華料理 福臨門(中区榎町)台湾ラーメン
ここは以前ラーメンなる十日市店があった場所だ。
なるが撤退して居抜きで入店したのが 中華料理 福臨門ということらしい。
場所柄駐車場はないが交通の便が非常に良い場所だしそもそもこのテナントの横は既にコインパーキングになっていたりする。
ここの大将はどうやら八丁堀のあたりでこの手の店をやっておられた方のようで店名を変更して移転オープンってことのようだ。
今回は「安くてうまい!辛くてうまい!大人気台湾ラーメン」を狙ってやってきた。
開店時間の11時半になっても一向に開店しないので度厚かましくも強引に店内に入って行ったらもう準備完了とのこと。
店員さんは数人おられるのだがどうやら家族経営のようにお見受けした。
それほど待たされないでやってきたよ!中華料理 福臨門の台湾ラーメン650円。
台湾ラーメンって台湾のラーメンじゃなく
「豚挽き肉・ニラ・長ねぎ・モヤシなどをトウガラシで辛く味付けして炒め、醤油ベースのスープを加えて茹でた麺にかけたもので、ニンニクをたくさん入れるのも特徴の一つ。愛知県名古屋市がその発祥で、名古屋めしの一種とされる。」 Wiki引用
なのだそうだからいわゆる日本ラーメンの一種と考えれば良いのだろう。
その台湾ラーメンであるがこれまでロクな物を食べたことがなく、もはや台湾ラーメンなんぞ暴力的に辛いだけで食えたもんじゃない!との結論に達しかけていたのだがこの麺を食べた時それらのネガはすべて吹っ飛んだのだった。
普通ラーメン専門店ではないこの手の中華料理屋の麺は基本的にクタッとした可もなく不可もなし系の無難ちゃんが多いのだがここのはしっかりコシがあって本格ラーメン屋と差異が感じられない。
大量のニラと鷹の爪の浮いたスープは見た目ほど辛くはないがうっかり鷹の爪を頬張ろうもんなら口からファイヤーしてしまうがね。
だけどなにが基本のスープなのかはわからないが高貴な成分に満ち満ちている。
肉そぼろをレンゲですくって食べてみるとなんだか肉じゃないモノが混入しているのだがこれが何かわからないので目を凝らしてチェックするとなんとしじみぢゃないの??
そうかこの感じはしじみ由来のスープとしじみ自体だったんか〜。
もしかしたら他のメニューからの転用なのかもしれないがそれにしても旨い。
ハッキリ言ってこれなら台湾ラーメンを見なおしたわ。
このスープを全部飲んだら辛さ成分の取り過ぎで下痢する可能性もあるのだがブレーキが壊れてしまったのかどうにも止まらない。
カウンターには各所にティッシュが装備してあるからいいのだが汗と鼻水がね・・・(笑)
結局スープほとんど飲んじゃったがその晩、お腹に何も起こらなかったってことは闇雲に辛味成分がぶちこんであるだけじゃないってことなのだろう。
う〜〜んこれだけハイレベルな台湾ラーメンが広島で食べられるってのはやっぱり嬉しい。
こうなると麻婆豆腐とかも俄然気になってしまう中華料理 福臨門だった。