山陽自動車道の小谷サービスエリア下り線。
ここは様々な出店があるのでなかなか楽しいのだが今回新たに発見した 世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイスの小谷サービスエリア店。
なんとも長ったらしい店名だが調べてみると金沢に本社がある会社がやっているお店のようだ。
メロンパンならわかるがメロンパンアイスがどうやらメインメニューのようでこれを強力にプッシュしているようだ。
なんでわざわざ「世界で2番めにおいしい」と言うように一番ではないことを強調するのか不思議だったのでスタッフさんに聞いてみたがなんだか曖昧な答えでよく理解していないようだったのには失笑した。
そこまで押しているのなら、ってことで400円のメロンパンアイスに決めた。
焼きたてメロンパンが200円なのにこれにアイスが入ってその倍額になる理由が知りたかったからだ。
するとオーブンで焼くからって言われてかなりの時間（10分以上）を待たされた。
それだけ待たされるといやがおうにも期待が膨らんでしまうわな。
やっときたで！メロンパンアイス400円。
ハンバーガーよろしく紙に包まれてはいるがそんなに待たせるほどアツアツでもないぞ。
ズシッと重みがあって相当量のアイスが挟まれているのはよくわかる。
だけどこの時点でこの食い物の弱点というか欠点というかそういうものがなんとなくわかってしまったのよね〜。
とにかく顎が外れそうなくらいに大口をあけて食らいつく。
想像通りの「メロンパンでソフトクリームを挟んだ」味でそれ以上でもそれ以下でもない。
あまりにも待ち時間が長かったので近くにあったドトールに並んでコーヒーを買ってこれるのには助かった。
こんな真冬の寒い日でも暖められたメロンパンにサンドされているソフトクリームがどろどろ溶けてくる。
そもそも柔らかいソフトクリームを挟んだ時点でそれが溶けて紙の包みの中にどんどん溜まってきていて見るからに不衛生な感じを与えられてしまう。
甘いメロンパンに更なる甘みを持ったソフトクリームをサンドするってのはコメダ珈琲店のシロノワールを連想させるが、あちらのほうはテイクアウトではなくお皿でじっくり食べられるしなによりトドメを刺すようなメープルシロップのお陰でハンパない甘味地獄を演出していることでちゃんとしたデザートとして成立している。
だけどこのメロンパンアイスは甘さもサクサク感もどちらも中途半端でただただ食べにくい割に待たされて高いという印象しか持てなかったのは残念だ。
ちなみにメロンパンアイスは全部食えなかった。
