らをた広島

食べ歩きブログ

恋のしずく

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日本酒の魅力に目覚めた農大生を主人公に、歴史ある酒造りと恋模様を描く青春ドラマ。

醸造学を研究する恋に奥手な理系女子を、元AKB48川栄李奈が熱演。

彼女が恋する酒蔵の息子に劇団EXILE小野塚勇人がふんするほか、宮地真緒津田寛治小市慢太郎らが脇を固める。

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東広島市の西条を舞台に、『ラーメン侍』などの瀬木直貴がメガホンを取る。

農大に通う詩織(川栄李奈)はワイナリーでの研修を夢見ていたものの、決まった実習先は広島の老舗酒蔵だった。

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やる気のない蔵元の息子(小野塚勇人)、病気がちな蔵元、厳格な杜氏、米農家であり蔵人でもある美咲に囲まれ実習が始まるが、失敗ばかりしてしまう。

そんな矢先、蔵元が亡くなり歴史ある蔵は危機に瀕し......。

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タイトルからは想像もつかないが東広島西条を舞台にした日本酒の物語。

去年の夏、西条の亀齢の蔵に寄ったときこの映画のポスターが貼ってあった。

こういう広島弁炸裂の映画を観るとどうしても発音とか細かいトコが気になりまくる。

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あの故・大杉漣氏の遺作になったようだ。

オール広島ロケでローカルタレントや地元テレビ局アナとかがチラホラ出演している。

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映画ではよくあることだが平和公園から呉の亀山神社に歩いて移動してるのは笑えたが故郷の景色が映像化されてるのはちょっと嬉しい。

ストーリーはヒネリがなく凡庸、途中から結末がわかってしまうほどでちょっと退屈だった。

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日本酒をテーマにするなら惚れた腫れたは後回しにしてもっとマニアックに日本酒を掘り下げて日本酒の魅力を発信して欲しかった。

広島が舞台じゃなかったらリタイアしていたかも知れん。