

一風堂の公式サイトにて博多一風堂 広島袋町店9周年記念として尾道ラーメンを3日限定で提供すると発表された。


それと同時に特に25日には替え玉が9円で提供されることも!!
尾道ラーメンの替え玉も9円なのかはわからなかったがとにかく参戦してみることにした。
確かに紛うかたなき尾道ラーメンのルックスをしている。
大注目の麺だが一般的な尾道ラーメンのような平打麺ではなく角断面のやや太めな麺なのだがこれが低加水なのか非常にコシがあって変な話、本家の平打ち麺より旨かったりする。


注文の時、尾道ラーメンとお願いしたら厨房で「醤油ラーメンお願いします」と言っていたが確かにこれは尾道ラーメンというよりも醤油ラーメンと言ったほうがしっくりくる。
一風堂のことだから醤油ラーメンに背油を入れただけってことはないだろうが魚介が弱いというよりもほとんど感じられないどころか醤油のエッヂも立っておらず、広島県東部出身者がこれを食べたら「尾道ラーメン」とは認めないかもしれない。


ただ、これを「醤油ラーメン」としてみればかなりまとまっておりトッピングも凝っていてハイレベルな仕上がりだ。


ホロホロのチャーシューなんぞうっとりするくらい旨く、パサパサが定番の尾道ラーメンと雲泥の差がある。


だけど尾道ラーメンの持つある意味ラフな感じはなく洗練されてた都会の醤油ラーメンといわれたほうがわかりやすかろう。
それに尾道ラーメンでいくら豪華なトッピングだと言っても790円という値付けはやっぱり高いと言わざるを得ない。
これまで一風堂の限定といえばいろいろ凝った造りで納得させられたものだがこういう意味でのもう一捻りがないとこの値段とは折り合わないのではないか。
結局この尾道ラーメンに9円替え玉が適応されるのかわからなかったのでお願いしないで会計に向かった。
まあなんだかんだ言っても上質なラーメンなのだがこれを尾道ラーメンというには若干無理があるのじゃないかというのが正直な感想だ。