居酒屋さんだがお昼にラーメンをやっていると聞いてやってきた。
クスクスラーメンというらしく二郎系で入店してこの注文表に好みを記入しスタッフに渡すときに精算も済ませるというスタイルだと説明された。
お冷はセルフなのだがこれが黒烏龍茶なのがマジで嬉しい。
遠慮なくがっつりいただいた(笑)
しばらく待ってからキタヨ!! 喜笑家 くすくす 並木店のクスクスラーメン(並麺180グラム野菜・ニンニク増し)850円。
野菜の突き上げ具合は驚くほどではないがトップに乗っているニンニクの量が凄い。
しかしどうみても二郎系であることは間違いなさそうだ。
麺はちょっと変わっていて太麺と言うよりもきしめんのような薄く平たいタイプでよく揉んであるようで縮れている。
これだと二郎系というよりも新潟燕三条系ラーメンの麺を彷彿させる。
チャーシューはこれまでのどの二郎系よりもワイルドだ。
箸で持つとずっしりと重みが感じられゴツくて太くてデカい。
もはやラーメンのチャーシューというより肉料理を食べているかのようだ(笑)
それに引き換えスープはややおとなしい。
背油も増しにしていないがかなり浮いているが脂からくるコッテリ感もそれほどではなくトンコツも醤油も穏やかだ。
こうなるとおとなしい麺やスープに対してチャーシューが突出してしまいチャーシューが主役のようなラーメンに思えてしまう。
他にもラーメンメニューがあるのなら良いが二郎系一本でで勝負するのなら万人向けを狙うと結局万人に受けないと思う。
もう少し突き抜けたキワい方向性を出さないとこの手のギトギトコッテリラーメン特有の中毒性がなくなってしまうように思う。
二郎系好きとしてはもう少しマニアックな危なさと言うかヤバさみたいなのをプラスしてくれないとなかなかここに足が向かないんじゃないかの〜。