

徹底してサバにこだわったお店のようで営業中ではなく営魚中になっているしお皿も凝っている。
極めつけはランチ営業開始時間は11時38分だし営業終わりも23時38分というもはや変態の領域だ(笑)


最大のウリはこのよっぱらいサバらしく福井県の小浜のサバらしい。
調べてみるとこのよっぱらいサバは酒粕をエサにした養殖鯖でどうやらブランド魚にしたいようだ。


ビールジョッキにはおつかれサバです!と書いてありこれでもか!と言わんばなりのこだわりだ(笑)
突き出しもサバの和えたものと鯖寿司だ。


料理も当然サバのオンパレードだが盛り付けが美しい。
ただ全体に値段が高く量が少なくアラカルトのような内容に女性をターゲットにしていると思われる。
さて本命のよっぱらいサバの姿造りだが2980円というのもなかなか微妙な値付けに感じる。
肝心の味の方だが瀬戸内に住んでいて釣りをやっていれば大概の魚ではビビらないがこれも例外ではなかった。


お酒もかなり充実していて佐藤や兼八、日本酒も面白いのが揃っていた。
サバとなればやっぱりビールよりこっちの酒の方があうのも当然だ。
そんなに呑んでないがこれだけで1万円程度になるのだから総合的に考えてもやや高いだろう。
確かに店内はシャレていてサービスも悪くないのだがお店も混んでないのによっぱらいサバを注文してからでてくるまでにかなりの時間がかかったのは不思議に感じてしまった。
どうやらイラチのおっさん向けのお店というコンセプトではないのだろう。