『ルーム』などのブリー・ラーソンをヒロインに迎え、1990年代の地球を舞台に描くアクション。驚異的な力を持つ主人公が、失った記憶をめぐる戦いに挑む。
『コールド マウンテン』などのジュード・ロウをはじめ、『アベンジャーズ』シリーズなどのサミュエル・L・ジャクソンらが共演。
『なんだかおかしな物語』などで組んできたアンナ・ボーデンとライアン・フレックが監督を務める。
1995年、ロサンゼルスのビデオショップに、突然正体不明の女性(ブリー・ラーソン)が空から降ってくる。
彼女には驚くべきパワーが備わっていたが、全く覚えていない“記憶”がフラッシュバックすることが悩みだった。
その記憶にはある秘密が隠されており、それを狙う敵がいた。彼女は、後にアベンジャーズを結成するニック・フューリーと共に戦いに身を投じることになる。
アメコミベースの実写映画。
予備知識もなく観てもまあ何となく理解できてしまった。
基本的にCGによる戦闘シーンがメインのSFアクション。
ストーリーはマンガそのものだがジェットコースター系でなかなか面白い。
そもそも90年代と言う時代設定がこの作品をチャラチャラしたお子ちゃま向けじゃなくしてると思う。
少し懐かしい雰囲気にトンデモアクションと違う惑星の最新式兵器のミスマッチがトータルとして良い味を醸し出している。
それに緑色の皮膚をしミスター・スポックみたいな耳をした宇宙人も懐かしくすら思える。
まあ荒唐無稽且つ単純明快なストーリーに笑えもするがエンターテイメントとしては非常に良く出来てる。
ディズニー映画だからかも知れないがこの手の映画としては中国臭がしないのも好印象だ。