ラーメン屋敷。
お店の前は大きな駐車場で他にも近くにかなりの台数が駐められる駐車場があるようだ。
店内はガランと広くセルフのお水を自分で汲んでカウンターに座った。
メニューは醤油と塩があるようで店名を冠した屋敷ラーメンをお願いした。
それにしてもチャーシューの枚数で微妙に値段が違うシステムは面白い。
少し待ってからキタヨ!ラーメン屋敷の屋敷ラーメン600円。
600円でこのチャーシューはちょっとお得感がある。
麺はやや太めのストレートで茹で方はクタクタだ(笑)
どことなくこのざっくりとした歯ざわりは山口県でよく遭遇するタイプの麺とよく似ている。
スープはトンコツも入っているのかもしれないが基本的に鶏ベースの醤油だ。
バッチリ化学調味料が効いたオールドスタイルでこれがこの地方の定番ラーメンなのだろう。
チャーシューは昔ながらのパサパサ系ながらこの手のラーメンにはよく合っていて5枚もあるのはやっぱり嬉しい。
メンマは細く固いコリコリ系でなんだか懐かしくなってしまった(笑)
ただでさえクタクタ麺がスープを吸ってさらにクッタクタになっているのだがこういうのが好きだという意見はよくわかる。
醤油スープはけっこう黒いが醤油辛さは見た目ほどではなく旨味で飲ませるタイプだ。
実際何も目新しくはないがおそらく地元では定番のラーメンだということは客層を見ればよく理解できる。
600円でここまでのラーメンはそうそうないなと感心しながら店を後にしたのだった。