並木店のクスクスラーメンは食べたのだがそのつけ麺バージョンが始まったと聞いて今日は横川店にやってきた。
基本的に昼は二郎系ラーメン店で夜は居酒屋になる二毛作的なお店と考えればわかりやすい。
開店時間の少し前に着いてしまったのだが待っているとスタッフの方が冷たいお茶を持ってきてくださったのは初体験だ(笑)
時間になり入店しカウンターに通された。
当然この7月11日リリースの新メニューである二郎系つけ麺「カツオ」の並(麺180グラム)をニンニク・野菜増しでお願いした。
少し待たされてからキタヨ!!喜笑家 くすくす 横川店の二郎系つけ麺「カツオ」(ニンニク・野菜増し)900円。
ちなみに並木店同様、テーブルにある紙に好みを書いて渡すとき(注文時)の先払い方式だ。
麺は以前からつけ麺に向いているんじゃないかと思った平打ちタイプ。
それも冷たく締めてあるからコシもバッチリだ。
それに麺の頂上にはレモンの薄切りとそれとカツオの魚粉が目新しい。
つけダレというか野菜の山と分厚いチャーシューに圧倒されてとても「つけダレ」というシロモノではない(笑)
とりあえずはネーミングの元になったと思われる「カツオ」は置いておいてデフォルトで食べ始めることにした。
当たり前だがニンニクがそれこそ山ほど入っている。
冷たいがゆえに以前のような平打ち麺によるネガが感じられずもうこれは元々つけ麺用の麺なんかと思わせてくれる。
ラーメンのときは弱いと感じてしまったスープもつけ麺にすればベストマッチなんじゃないのか?
どえらい太さのチャーシューが2つも入っていてこれが胃袋を直撃するのは間違いないので早い段階で攻略しておくことにしたがさすがにおっさんにはドカンと来る。
だけど返り討ちにあったとしてもやっぱりこの手のラーメンはこうじゃなくては戦い甲斐がない。
麺も半分くらいなくなったのでカツオ魚粉を恐る恐る追加してみたがこれが二郎系に魚介という面白い化学変化をもたらしてくれるようだ。
こりゃええわ!ということでここからどんどん魚粉を追加してしまったが後半食べ飽きないような変化をしてくれるのははっきり言って予想外だった。
予想外と言えばこのレモンの薄切りも非常に酸っぱいのだがこれも印象的なアクセントとして機能しており面白い。
大将から感想を聞かれたので「二郎系で行くなら絶対にラーメンよりつけ麺で勝負したほうがいいと思います!」と他の客も居なかったのを良いことに心の声をモロに話してしまったのだが、実際に二郎系つけ麺としての完成度はこれまでのどの二郎系ラーメンより確実に頭一つ抜けている。
そもそも熱盛りではなく冷たく締めた麺でこれだけのジャンク感を演出してしまっているのは見事としか言いようがない。
オリジナリティも凄いと評価するしかないし是非ともこの二郎系つけ麺を限定ではなく通常メニュー、いやメインメニューにして欲しいことを大将に伝えて店を後にしたのだった。
オススメ!