すっかり呉の人気店になったようで今日は開店時間に合わせてやってきた。
それでも平日なのにもうひとり先客がおられた。
開店時間にお店が開いて店内に案内されてカウンターに座った。
今日はこの限定1日10食のつけそば梅搾り一点狙いだ。
ちなみにこのメニューは一昨年も食べていて梅の鮮烈な酸っぱさが印象に残っている。
和歌山の南高梅なのかと思ったが今回は前回と違って三重県産のようだ。
産地はどこであれまた今回も凝りに凝っているのが予想される(笑)
さてしばらく待ってやってきたヨ!麺処いつかのつけそば梅搾り900円。
ルックスは以前と同じようでつけダレは通常の黒いタレではなく鶏白湯ラーメン同様の白っぽいタイプだ。
麺はいつもの通りのブリブリの自家製麺。
チャーシューも鶏と豚の2種類がトッピングされていてこれもここの他のメニューと同様だ。
さてはまず梅なしで麺を頂いたがはっきり言ってこれでも十分すぎるほどに旨く麺のコシの心地よさも手伝ってつけ麺クラスでは広島最強じゃないかと思えるほどだ。
そこに満を持してこのいかにも高そうな梅をバラしてつけダレに溶いていく。
ここで梅肉がぎっちり詰まっているのがよくわかって嬉しくなってしまった。
前回ほどの強烈な酸味パンチは襲ってこず今回の梅は酸っぱさは控えめながらそれでも一気にスープの味わいは激変する。
非常に濃厚な鶏白湯はこの梅をしっかり受け止めてコッテリながらもすっきりした独特なモノに変化してくれる。
冷たく締めてある麺のコシを楽しんでいたらあっという間になくなっているのに気がついて最後はこのスープ割りにするぞという決意が固まった。
カツオの香りがしっかりと立った和風だしで割ったつけダレは酸味のお陰もあって怖いくらいスイスイ飲めてしまう。
気がついたら完食していたのだがはっきり言ってこれで900円は安い!と思わず思ってしまったくらいのクオリティがある。
いやいやさすがの麺処いつか、今回も脱帽してしまったのだった。