2019年4月1日（月）より、Netflixにて人気コミックスを原作としたフル3DCGアニメ『ULTRAMAN（ウルトラマン）』が配信開始！ 「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズの神山健治監督と『APPLESEED』の荒牧伸志監督によるダブル監督体制であることも注目を集めている本作。シリーズ13話が一挙に公開されます！
『鉄のラインバレル』の清水栄一と下口智裕のタッグが手がけた漫画『ULTRAMAN』が、神山健治と荒牧伸志の両監督の指揮のもとモーションキャプチャー3DCGアニメーション化。
あの神山健治監督作品と言う事で観た。
初代ウルトラマンの続編と言うか後日談みたいな設定ながらウルトラマンと言うよりルックスを含めてアイアンマンの成り立ちに近い。
要は昔のようにデカい巨人にならず等身大のウルトラマンだ。
当然、敵の異星人や怪物も基本的に常識外れな大きさにはならず人間のサイズになる。
それにウルトラマンなのに空も飛べず巨大化もせずこの世界観はこの作品独特もものだ。
途中からウルトラセブンやエースまで登場してきてウルトラマンシリーズをガキの頃目の当たりにした世代にはたまらない展開になる。
ただこの作品のキモとなるモーションキャプチャーに肝心なシーンでややカクカク感がある部分があり不自然さを覚える。
だけどあのウルトラシリーズのリブートさせるにはこの内容はちょっと弱いような感じが付きまとい神山健治監督の実力を遺憾なく発揮しているとは言い難い。
確かにド定番とも言えるウルトラシリーズの常識を打ち破り現代に合わせて思い切って設定変更しているのはよくわかるのだがその方向性がやや中途半端に感じられてしまうのが残念だった。
