旅人GENKIさんの紹介で自家製麺試食会に呼ばれたのでやってきた。
店の前の幟も自家製麺を全面に押し出していてこれはなかなかわかりやすくなっている。
店内には新たに製麺室が作られていて中にはデーンとでかい製麺機が見えるがラーメンヲタクの大将の当然の帰結とも言えなくもない(笑)
肝心の麺は国産小麦のみ使用で塩に至っては呉市蒲刈町の「海人の藻塩」というこだわりがひしひしと伝わってくる。
自家製麺になった牛骨新味(この日は試食会だったから無料だったがおそらく880円)。
出された時のルックスは以前とほとんど変わらない。
出た!今回のハイライトである自家製麺。
よく見ると全粒粉麺であることがわかるが非常にツルツルした食感が心地よい。
実はこの日は対比のためにこれまでの麺も素ラーメンででてきたので食べ比べることができた。
個人的にはここのパスタのようなプラスティッキーで弾力に富んだ麺は苦手だったしここのお店のラーメン全体の足を引っ張っていた印象があったので今回の自家製麺化でこれが大幅に改善されているのが嬉しい。
このお店ではメンマも以前はトッピングされていなかったような気がしないでもないが今回のは上物が使わえていることは素人でもわかる。
低温調理されたチャーシューは通常より薄く少ない枚数だとは思うが相変わらずの旨さだ。
何より新味の牛骨スープは発売当初から相当改良が施されているようで旨味濃度が半端ない。
脂分が浮いてはいるがその存在をほとんど感じさせないほどのあっさり感を演出している。
最初からコシをあまり感じさせない代わりに後半になっても伸びた感じが全くしないこの自家製麺はそういう方向性に振ってあるのだろう。
おそらくは無化調スープはこの最後の方にその威力を遺憾なく発揮するようで食べ飽きるどころかスープ完食の決心を早々にしてしまうほどだ。
あっという間に丼に底が見えてしまって完食、そして幸福を感じてしまった(笑)
食後にアンケートに答えるのだがいつもPCやスマホで全然文字を書いていないせいかオコチャマのような文章になってしまったのは情けない。
それにしてもこの自家製麺を得て完成度を飛躍的に高めた廣島 牛骨らーめん 健美堂の牛骨新味らーめんだがこれが世の中にどう評価されるか非常に興味がある。