シンガポール、日本、フランス合作による食と家族の絆をテーマにしたヒューマンドラマ。
亡き母の故郷を訪ねた青年が、バラバラになった家族を再び結び付けようと奔走する。
メガホンを取るのは『TATSUMI マンガに革命を起こした男』などのエリック・クー。
『blank13』で監督を務めた斎藤工、歌手の松田聖子をはじめ、伊原剛志、別所哲也らが顔をそろえる。
真人(斎藤工)の父はラーメン屋で働いていたが、ある日突然亡くなる。
ぼうぜんとする真人は、10歳のときに他界したシンガポール人の母親がレシピや当時の写真を貼ったノートを見つける。
それを眺めているうちに、真人は幼少期に住んでいたシンガポールで自分をかわいがってくれた母方の家族のことを思い出し、彼らと再会しようとシンガポールに行くことを決意する。
現地に住む日本人フードブロガーの美樹(松田聖子)の助けを借りて、肉骨茶(バクテー)の店を営む叔父と会う。
斎藤工主演のヒューマン映画。
途中からシンガポールが舞台になるがシンガポールの事はさっぱりわからんので興味が湧いた。
っていうかホントはあの松田聖子が出演してるので観た(笑)
回想シーンで斎藤工の母親役のキレイな女優さんは見たことないと思ったらジネット・アウというシンガポールのトップ女優らしい。
ストーリー的にはなんとなく途中から読めてしまうのだがこの手の映画は個人的には嫌いじゃない。
お目当ての松田聖子もしっかり存在感を示しているしラストのオチにも絡んで来てくれてそういう意味では満足出来る。
どことなくシンガポールの観光宣伝映画の側面も否定できないがなかなかの仕上がりになっていると思う。