伝説のラーメンをめぐる物語を描いた林明輝のウェブ漫画を実写映画化。
異国で遭難した料理評論家、廃業を決意したラーメン屋店主、人生に絶望した女子高校生が、生きる希望を取り戻す過程がつづられる。
『5windows』やドラマ「花にけだもの」などの中村ゆりかが主人公を、NHKの連続テレビ小説「わろてんか」などの葵わかなが彼女の親友にふんする。
異国で取材を行っていて事故に遭い、荒野をさまよう料理評論家・赤星(片桐仁)は、このまま死ぬなら最後にラーメンが食べたいと切望する。
同じころ、妻に先立たれたラーメン屋店主・紅(石橋蓮司)は店をたたむことにする。
そして紅の孫である高校生の茉莉絵(中村ゆりか)は、ひどいうわさのせいで死にたくなっていた。
タイトルに惹かれてアマゾンプライムピデオで観た。
前半はまあなかなかだと思いながら観ていたが途中からだんだん荒唐無稽なムリクリなストーリー展開にこの映画はマジメなのかそれ自体がギャグなのかわからんようになってしまった。
麺もスープも含めて完全自家製ラーメン屋を女子高生2人が引き続ぐ話しなのだがラーメンの修行の描き方がかなりザックリとしており説得力に欠ける。
それにそもそものラーメンに対するマニアックさが希薄でラヲタからすればツッコミどころ満載だ。
後半の感動シーンも涙は1ミリも出なかったがこれに出演されている役者さんたちのとても美味そうラーメンを食べる演技に救われたような気がしたラーメン食いてぇ!だった。