モリス。
呉市の実家へ行きがてらお袋と娘と一緒にやってきた。
ちょうどお昼過ぎの一番混んでいると思われる時間帯だったが昨今のウイルス騒動のせいなのか行列はなく店内も半分くらいの客の入りだった。


テーブルに通されて自分とお袋は並の中華そばを注文し、大学生の娘は大盛りをお願いした。
さてヤッテキタヨ!!モリスの中華そば(並)650円。
いつみても透き通ったスープが神々しい(笑)
一般的なものよりも少しだけ太いストレート麺。
これも相変わらずの若干粉っぽくてモサモサ食感だから当然コシなんてほとんどないヤワヤワだがこれでいいのだ。


少し固く脂っぽさがまったくないペラペラのチャーシュー。
大昔から変わらないオールドスタイルながら実に味わい深いのはもはや洗脳されているのかもしれない。


さて、モリスのお楽しみといえば後半の卓上酢のよる味変なのだが今回も果敢に少しだけ入れてみた。
煮干しの効いた塩スープなのだがこれが酢に実によくあっていて酢の量によって面白い変化を引き起こすのは面白い。
当然入れすぎると元とはぜんぜん違う食い物に変身しすぎてしまうので注意は必要だ(笑)


ポリポリとほぼ食感だけのメンマも昭和仕様ではあるがアクセントとして考えたら良い仕事している。


思えば自分が高校生だったころ毎週土曜日の昼飯によくここによってはがやがやいいながらこのラーメンを食べていたのをええおっさんになった今でも懐かしく思い出してしまう。
凄まじい量の大盛り中華そばを娘はペロリと食べ、いなり寿司まで頬張っているのを見るとこの歳ではちょっと真似できそうにないのが悔しい(笑)
自分にとってはもはや母乳同然になってしまったようなモリスの中華そばだった。