らをた広島

食べ歩きブログ

あした世界が終わるとしても

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『毛虫のボロ』のCG制作などを担当したクラフタースタジオが制作した長編アニメ。

心を閉ざした主人公と彼を見守る幼なじみの運命が描かれる。監督と脚本を、アニメ「ソウタイセカイ」やアニメ「イングレス」などの櫻木優平が務める。

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シンガー・ソングライターあいみょんが主題歌と挿入歌を書き下ろした。

高校3年生の狭間真は、小さいころに母親が突然死で他界していた。

彼の幼なじみの泉琴莉は、クラスメートと距離を置く真のことを気にかけていた。

ある日、琴莉の携帯電話に真の父が突然死したと知らせが入る。

そして真の前に、この世界と相対する世界“日本公国”から来たというハザマジンと名乗る少年が現れる。

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なんの予備知識もなしに観た。

このアニメで驚いたのは「スマートCGアニメーション」すなわち

『「スマートCGアニメーション」 は、世界の主流となっている制作技法「CGアニメーション」と、伝統的な手法であり、独特の味わいがでる手描きの「作画アニメーション」、これら2つの利点を備えた、クラフタースタジオが提唱する新たなフルCGアニメのスタイルである。才気溢れるスタッフとモーションキャプチャー等の最新技術を結集させて生み出された本作ではその「スマートCGアニメーション」の実力がいかんなく発揮されている。』

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ナンノコッチャようわからんがアニメーションは非常に滑らかで美しい。

モーションキャプチャーを使っているのかわからないレベルでここまで不自然さがないフルCG動画は見たことがない。

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ぶっちゃけ単なる恋愛モノかと思って観始めたのだが内容は全然違っていてアクションシーンもかなりあり、CGの威力は遺憾なく発揮されている。

ストーリーは海外ドラマによくある闘いのもう一つの世界があるって展開。

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タレントを使わずプロの声優さんのアテレコ、それに最高の画質のアニメーションを得てるのにストーリーはこれらを活かしきれてるとは言い難い。

はっきり言って突っ込みどころ満載のストーリーで初期設定の世界観がわけわからんようになってる。

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これはこの作品の演出家の責任だとも言えるがそもそもどの層をターゲットにしてるのかさっぱりわからん。

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興行的にどうだったのか知らないが少なくとももう少しストーリーを練って少なくともオチがあるような展開にして欲しいと思ってしまったあした世界が終わるとしてもだった。