仮面ライダーゼロワンと仮面ライダージオウの活躍を描くアクション。
人間がヒューマギアに支配されている世界の戦いを通じて、ゼロワン誕生の秘密が明かされる。
ゼロワンこと飛電或人役の高橋文哉、ジオウこと常磐ソウゴ役の奥野壮のほか、岡田龍太郎、山本耕史、児嶋一哉、西岡徳馬らドラマ版のキャストに加え、『雨の町』などの和田聰宏、『コープスパーティー』シリーズなどの生駒里奈らが出演する。
人類はヒューマギアの反乱以来、彼らに支配されていた。
タイムジャッカーの介入で変更された歴史に驚く仮面ライダーゼロワンこと飛電或人(高橋文哉)は、ヒューマギアのアナザーゼロワン(和田聰宏)が存在することによってゼロワンとしての能力を失う。
本来の世界に修正するため、或人は仮面ライダーだったときの記憶がよみがえった常磐ソウゴ(奥野壮)と一緒に、元凶となった12年前に向かう。
仮面ライダーシリーズの最新映画。
最近はテレビの仮面ライダー観なくなったがそれでも一応この世界観にはどうにかついていける。
基本的におこちゃま向けだから過剰な期待はしてはいけない。
ヒューマギアと呼ばれるサイボーグに支配された人類を救うために過去にタイムスリップして歴史を変えるなんてどう考えてもターミネーターのパクリか?
どうやらこの映画は仮面ライダーゼロワン誕生を描いているようだが昔の仮面ライダーのように怪人が出てくるわけじゃなく敵も仮面ライダーなのでわけがわからんようになる。
最近の子供はこれでも理解できているんだろうか?
TV版と違って名の通った俳優さんも出ているが主要キャストは基本的に新人さんたちなので演技のチグハグさは隠せない。
今をときめくアンジャッシュ児嶋一哉が出ているのには笑えたが演技力はしっかりしていて安心感がある。
仮面ライダーシリーズ共通のお約束である「ベルト」「変身ポーズ」「ライダーキック」「バイク」は一応守られているが特にバイクはお茶を濁す程度にしか出てこないのはあまりにも寂しい。
後半はストーリーそっちのけて戦闘シーンだらけになるがおこちゃま向けだからこれでいいのだ。
途絶えていた仮面ライダーシリーズを再起動させた平成ライダーから令和ライダーへとの橋渡し的な作品としてはなかなかのデキだった仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーションだった。