基本的に夜営業の居酒屋さんがランチタイムにラーメンを始められたと聞いてやってきた。
当然ながらこんな場所には駐車場はないので近隣の広島市営基町駐車場にクルマをいれて歩いてきた。
お店の前に券売機が立っていてここで食券を購入してから入店するシステムのようだ。
それにしてもこの蛇口焼酎1時間600円は酒飲みにはインパクトありすぎるがさすがに自重した(笑)
ほとんど待たないで驚きの早さで出てきたよ!大衆酒場 やぶきの中華蕎麦チャーシュー大盛り980円。
どデカイチャーシューに目を奪われてしまうが麺はストレートで自己主張しないタイプ。
鶏がメインと思われる魚介スープは甘く優しいが無化調なのか主張が弱くフォーカスが緩くボヤーッとした味わいだ。
低温調理されたチャーシューはデカイだけではなくゴツいのに驚くほど柔らかい。
スープに浸して食べるように言われたのでやってみたらみるみる色が変わって煮えてくるが決して固くなったりはしないのが凄い。
チャーシューのインパクトに対して麺とスープは完全に圧倒されてしまって主役をチャーシューに全部奪われているような印象を受ける。
どうしてもチャーシューを食べて合間に麺を食べるというようなサイクルになって麺料理というより肉料理を食べているかのようだ。
それとこの日は非常に暑い日だったが意図的なのか最初から空調が激弱でもうこのあたりになると汗が吹き出して意識も朦朧となってしまった。
チャーシューのデキはかなりのもんだと思うが正直これに肝心のラーメン自体がついていけていないジレンマのようなものを終始感じてしまった大衆酒場 やぶきの中華蕎麦チャーシュー大盛りだった。