たった5分間だけー。
超人的な能力“POWER(パワー)”を得られる謎の薬“。
超スピードの移動能力、体を透明化できる能力”、銃弾すら跳ね返す皮膚などを手に入れることができるが、問題は薬を飲むまでどんな”POWER”を得られるか分からないということ。
薬は瞬く間にアメリカ・ニューオリンズの街中に拡まっていき、“POWER”を使った凶悪な犯罪が起きはじめる。
そんな中、怖いもの知らずの地元警官フランク(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)、ある復讐への執念をひそかに燃やす元兵士アート(ジェイミー・フォックス)、そして勇敢な売人の少女ロビン(ドミニク・フィッシュバック)が街を危機から救うために立ち上がる。
ジェイミー・フォックスの最新ネットフリックス映画。
漫画ワンピースの悪魔の実よろしく超人的能力を短時間だけ発揮するクスリが発明されてそれによる犯罪が多発すると言うやつです話しだが確かに全くありえなくはないわな。
そんな薬を使って犯罪をする奴らを追う警官もこのクスリを飲んで戦う。
劇中に何度かラップのシーンがあるがおそらくは韻を踏んでいるのだろうが英語がわからんのてその面白さが理解できなかった。
そしてこのクスリを巡り様々な思惑が絡んだ人間ドラマが展開する。
しかしネットフリックス映画ほカネのかけ方が半端ないのかアクションシーンの迫力がハンパない。
些末な事だが単気筒のオフロードバイクや2気筒の入門向け軽量スポーツバイクもどれもこれも大排気量マルチエンジンの音にするのはどうにかならんものか(笑)
ストーリーは単なる娘の救出劇なのだが若い女の子が絡んで面白さを加えてくれている。
悪役のキャラが今ひとつ立っておらずそれがイマイチ盛り上がりに欠ける原因になっているように思えてならない。
それでもラストは期待を裏切らないのだが全体を通してツッコミ所は満載で辻褄が合わない箇所もあるにはある。
それでも最後までしっかり観れたと言うことはそれなりに面白かったのだろう。