1980年代の中学校で、給食が大好きな教師と生徒が「どちらが給食をおいしく食べるか」を競うドラマを映画化。
劇場版では学校から給食がなくなるという事態に、給食絶対主義者の教師が立ち上がる。
主演の市原隼人、ライバルの佐藤大志ら主要キャストがドラマから続投し、『柴公園』シリーズの水野勝とドロンズ石本、ドラマシリーズ「3年B組金八先生」などの直江喜一が新たに出演。
ドラマ版に続き綾部真弥がメガホンを取った。
1984年、心から給食を愛している中学教師の甘利田幸男(市原隼人)は、学校から給食が消えると知りがくぜんとする。
一方、彼の最大のライバルで、給食をおいしく食べるのはどちらかを競い合っている生徒の神野ゴウ(佐藤大志)は、給食革命を掲げ生徒会選挙に出馬する。
そして新人教師の御園ひとみ(武田玲奈)は、彼らを見守っていた。
何とちょっと昔の学校給食をテーマにした作品。
どうやらドラマ版の完結作的な映画らしい。
自分の時代は給食は小学校までだったのでもう記憶がほとんどないが毎回のパンと牛乳に合おうが合わなかろうがお構いなしに旨くも不味くもないおかずの連続だった。
それ以来の人生で給食は食べた事がないがどっちにしろあまり良い思い出はない。
中学になると弁当だったが高校には学食があってどれもそれ程美味かった記憶はない。
だからこの映画の主人公のように給食を楽しむとかさっぱり理解できない。
金八先生でグレた転校生を演じた直江喜一氏が教育委員会の教員役で出演してるのは面白いキャスティングだと思った。
ドラマを観てないからこの世界観に慣れるのに暫くかかったがどうにかついていくことができるようになった。
後半は生徒会長選挙がメインになっていくがどうにもテレビドラマの延長のような内容に眠くなってしまった。
最後は給食愛から話しが逸れてテーマがボヤてしまったのは残念でこの作品はもういいや、と決心したのだった(笑)