今回は息子と一緒にやってきたのだが休日の開店時間に間に合わなかったから駐車場満杯→行列覚悟で来たのに外も中も空いているのはコロナの影響か？？
入店し先会計なので中華そば（並）を２人前お願いしてテーブル席に座った。
空いている以外はいつもと同じ朱華楼でおじさんが黙々とラーメンを造りおばちゃん２人が配膳やら会計やらで慌ただしい。
少し待ってからキタヨ！！朱華楼 東深津店の中華そば600円。
見た目を支配しているのは醤油だと思うが特にここのラーメンは「ブラックラーメン」と名乗っても良さそうなくらいに茶色が濃い。
一般的な尾道ラーメンよりももっと扁平な平打ち麺はコシはないがスープをしっかり吸っていてやっぱりこの手のスープにはよくあっている。
なぜかメンマも黒くて醤油の味がするのは凄い。
しかしこのラーメンのスープには魚介をほとんど感じない。
チャーシューは大きいのが一枚入っているがパッサパサで味付けも控えめな典型的尾道ラーメンのそれだ。
とにかくここのラーメンの最大の特徴は見るからに醤油辛いスープがホントに醤油辛く、これ以上の塩辛さはムリというギリギリを攻めている事だろう。
少なくともここ以上に醤油が立ったスープを今のところ知らない。
それでもグイグイ食べ進めさせてくれる力強さみたいなもんがあって「カラダに悪そう」と思いながらも夢中で食べてしまう（笑）
なんていうか魅力というより魔力みたいなものを持っているのでラーメンの持つ毒々しさみたいなものが具体的に体験できる一杯ということなのだろう。
同行したここ初体験の息子もこのラーメンに相当打ちのめされたようでしっかり完食していた。
さすがに年齢的にこの超塩分豊富なスープを飲み干す勇気は自分にはもうないがそれでもガッツリ堪能してしまった朱華楼 東深津店の中華そばだった。
やっぱり尾道ラーメンのジャンルではここが一押しだと確信したのだった。
