今シーズンは、テロ事件の真相へと迫るスリリングなストーリーが展開する。
国会が全滅寸前の事態に陥った悲劇的な議事堂爆破の犯人捜しを始める政府組織と、FBIのハンナ捜査官を中心として本格的な捜査に乗り出す警察。
事件の背景に垣間見える政界内での不穏な動き。
一体誰が味方で誰が敵なのか、やがて一同は凄惨なテロ事件の裏に隠された恐るべき真実を知ることになる。
テロ組織との攻防と、複雑な人間模様に浮かび上がる政界の陰謀を、先の読めないストーリー展開で演出。
一話完結ではないサスペンスながら、全22話のボリュームでも視聴者を飽きさせない緊張感が続く。
前回から引き続き、大統領トム・カークマン役を「24 TWENTY FOUR」ジャック・バウアーでおなじみ、キーファー・サザーランドが演じる。
「24 TWENTY FOUR」での肉体派のイメージを覆し、“大統領”として頭脳と信念で国家を救うことに奮闘。
シーズン2について主演のキーファーは、「権力が腐敗していく問題についてどう扱うのかとても楽しみ。
大統領として価値観の中核を維持することができるのか。
視聴者が予想していない大きな衝撃の展開が待ち受けている。
また、トムが大統領になったことによる家族に与える影響についても触れていくだろう。」と前シーズンに増して、予測不可能な展開に期待大。
シーズン1が良かったのでシーズン2も観た。
今の新型コロナウイルス騒動を予言しているかのような回があってこれは非常に見応えあった。
24でオードリー役の女優さんが出てきて大統領を助けるのだがどうしても24に見えて仕方がなかった。
他にもメンバーは少し変わったが全体として内容はかなり地味になり政治ドラマと言うよりホームドラマみたいな話もある。
アクションシーンも縮小されたので何ていうかドラマのスケール自体が小さくなった印象を受ける。
シーズン1冒頭の激動からストーリーが落ち着いてからの展開がかなり弱い。
報道によるとシーズン3は一旦立ち消えになりネットフリックスで復活したか途中打ち切りになったらしい。
大統領が主人公と言うことでどんな設定でも出来そうだがあまりに荒唐無稽にも出来ないし実際の国名も出せないしアレヤコレヤのしがらみでがんじがらめになっているように見える。
ネタ切れ感も漂ってて新たな展開が見いだせないならいっそのこと大統領がテログループに拉致されるとか24的な発想に寄せた方がまだ良かったのかもしれない(笑)
実際には大統領選でアメリカは分断の危機にあるようだが、そういうイデオロギー対決もこの政治色の強いドラマをどっちつかずにしてしまっているようにも思える。