ドキュメンタリー番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」などで知られる動物写真家・岩合光昭の映画初監督作。
ねこまきの人気コミックを基に、猫と暮らす70歳の元教師が、親しい友人の死や自身の体の不調などに直面するさまを描く。
周囲から頼られる存在だが家では猫の言いなりな元教師を、映画初主演となる落語家の立川志の輔が演じる。
ヒロインは、NHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」などの柴咲コウ。
2年前に妻を亡くした70歳の大吉(立川志の輔)は、友人たちに囲まれ、飼い猫のタマの散歩と妻が残したレシピノートの作成が日課の自由気ままな生活を楽しんでいた。
だが、親しい友人が亡くなり、自身の体にも変調を覚えた矢先、タマがどこかに行ってしまう。
猫はあまり好きではないのだがどういう映画なのか興味あったので観た。
この老人と猫だらけの島はこの舞台はどこなのかわからんが日本の田舎とは現実離れした理想郷のようで自分にとってはリアリティが乏しい。
主演はためしてガッテンの立川志の輔で一人暮らしのねこ好きじいちゃんを演じているが相手が猫だけに撮影はたいへんだったろうが、ハリウッド映画のようにCGに頼ってないのは凄い。
ねこ好きこれで良いのかも知れないが単にネコを見せてるだけのシーンが長々とあって映画の展開が遅くイライラしてくる。
一応ストーリーらしきものはあるのだが単純というかあってないも同じと言うか要するにつまらない。
時折飛ばし飛ばし見たがそれでも退屈な内容は変わるわけもなく数多くのアクビで出た涙に暮れたのだった(笑)
ネコを愛する人々はこんな映画でも許容できるのか不思議でならない。