らをた広島

食べ歩きブログ

#生きている

f:id:unkosuzou:20201218162040j:plain

ある日、韓国ソウル近郊で突如として謎のウイルス感染が発生、感染した人々は次々にゾンビ化して都市で暴走、電話は通話不能Wi-Fiもインターネットも通信不能という過酷な状況下で、ゾンビ集団はパニック状態に陥った街へ襲いかかっていく。

f:id:unkosuzou:20201218162100j:plain

事態に巻き込まれたゲームオタク青年オ・ジュヌ(ユ・アイン)は、生き残るためにマンションの部屋に閉じこもり、必死のサバイバルを開始することに・・・。

状況を知る唯一の手がかりはテレビのニュースと窓から見える景色だけ。

f:id:unkosuzou:20201218162114j:plain

壮絶な状況の中、VR機器やドローン、SNSを使いこなすデジタルネイティブ世代のオ・ジュヌと、向かいのマンションの女性で、斧やロープなどのキャンプツールを駆使するアナログ派のキム・ユビン(パク・シネ)は、互いに協力して、絆を深め、この絶望的な状況から抜け出すべく画策。

果たして彼らに待ち受ける衝撃の未来とは!?

f:id:unkosuzou:20201218162128j:plain

ネットフリックスの韓国ゾンビ映画

冒頭からいきなり周囲の人間が突然ゾンビ化して襲いかかってくるパニックになるのだがコレが相当にリアリティがあって恐ろしい。

f:id:unkosuzou:20201218162142j:plain

変な話、途中まで観て挫折してしまったウォーキング・デッドの韓国版みたいな映画でそういう意味からはスタンダードな内容とも言える。

主人公は近隣が全部ゾンビ化してしまい自宅に立て籠もって身を守るしかなくなるのだがたった一人孤立していく中で限界があるので様々な苦難や葛藤か描かれる。

f:id:unkosuzou:20201218162153j:plain

その分役者の力量が問われる訳だがそこらへんはこの主人公は見事にこなしていて韓国映画の今の実力を思い知らされる。

それに途中から出てくるパク・シネと言う女優さんもなんとも魅力的だ。

f:id:unkosuzou:20201218162204j:plain

パラサイト半地下の家族でもそうだったが前半後半でストーリーが分かれておりスピーディーでワクワクした前半に比べて後半は意外な展開を見せてくれる。

f:id:unkosuzou:20201218162226j:plain

韓国映画らしくもっとドカーンと弾けたラストを期待していたから肩透かしを食らったような気がしないでもない。

それでも現在の韓国映画のレベルの高さをしっかりと伝えてきた#生きているだった。