20201時間 58分SF・ファンタジー
ジョージクルーニー監督主演。
北極圏に独り残った科学者は、地球全体が大惨事に見舞われたことを知り、帰還途中の宇宙飛行士らと交信し、地球には戻れないことを伝えようと手を尽くす。
出演:ジョージ・クルーニー、フェリシティ・ジョーンズ、デヴィッド・オイェロウォ
ダンディだったジョージ・クルーニーがいわゆる老け演技にチャレンジしたネットフリックス作品。
いきなり冒頭から悲観的な状況なのは滅入るが確かにこういうのは考えられる。
ただストーリーとしては瞬時に終わってしまいそうなこれをどうやって膨らませるのか興味があった。
一人取り残された話せない少女との関わりを持つことで主人公の老人は変わりはじめるが過酷な状況はより悪化しどんどん追い詰められていく。
先が見えない救いのない展開に途中で嫌になってしまった。
とにかくずっと八方塞がりの物語なのだがこういうエンターテインメントは個人的には苦手だ。
それでも我慢しながら最後まで観る事にしたがこれだけの苦悩の連続を
観続けるるのも一種の修行のようだ。
最初から疑問だったのだがどうして地球がガミラスの流星爆弾食らったみたいに短期間で荒廃しているのかなのだが肝心のここんところの説明がないからイライラが更に募ってしまう。
ラストのオチもなんとなく途中からわかっていまうので残念ながら全く泣けず逆に退屈のアクビで泣けてしまった。
アメリカらしい大雑把な作りにもうちょっとディテールにも拘って欲しかったかな。