ココはうどん屋さんなのだが月末日だけはなぜかラーメン屋になる不思議なお店。
これで二度目の訪麺だ。
開店時間より少し前に着いたのだがもう何人か並んでいる!!
さっそく自分も最後尾に並んだのだった。
かくして開店時間になり第一陣として入店できたがコロナ対策で以前より席数を減らしておられるようなので注意が必要だ。
パーティションで仕切られたカウンターに通されてメニューを見ると以前は尾道ラーメンのような太閤ラーメンだったのがしおとつけ麺まで登場してバリエーションを増やしている。
ちょっと待ってからキタヨ!!太閤うどん 中町店の自家製麺の淡麗魚介しおラーメン720円(税別)。
これがレンゲ、割り箸と一緒にお盆で登場してくるのはお上品だしコロナ対策としても有効だと思うわれる。
自家製になる麺は以前とあまり変わらないようで平打ちというか相当にうどんに近く食感もよく似ている。
これは好き嫌いが分かれそうだが淡麗しおスープにはちょっとワイルドになり過ぎのようにも思えなくもない。
いかにも真空低温調理法のチャーシューだがこれは豚そのものの質がすこぶる高いのがダレにでも容易に理解できるくらいのシロモノだ。
ビビるほど柔らかくねっとりとした食感はうっとさせられる。
長い穂先メンマに煮玉子、ピリッと辛く細かな味変を感じさせるネギなど今回もトッピングに一部のぬかりもないのが凄い。
スッキリと澄んだスープはうどんだしの影響を思い切り感じさせるが動物系スープが入ってギリギリラーメンとして成立させている・・・っていうかやっぱりうどんに近い(笑)
うどんのようなコシがある麺も最初はどうかと思ったが確かに後半になってもまったく伸びた様子がないのでこれはこれで良いのかも知れない。
チャーシューもスープの熱が入ってだんだん色が変わってレアからミディアムに変化して自分の好みのところで食べればまた満足度も違う。
通常のラーメンより麺が多めにいれてあるのか知らないが麺と具だけなくなってスープだけになるという事態にはならず全体が同じようなペースでなくなっていくのはやっぱり嬉しい。
ここらへんで柚子の香りが何度も確認できたので覗き込んでみたら小さくカットされた柚子が確認できたがこれくらいの控えめな柑橘の効かせ方がやはり効果的で最後まで飽きさせないのに有効だと思う。
なんだかんで全部完食しお腹がいっぱいになるので満足度もかなり高い。
以前の尾道ラーメンよりもかなり進化しているはかんたんにわかったしこうなるとつけ麺にも猛烈な興味が湧いてくる。
また月末日に狙いをつけてやってこようと思った太閤うどん 中町店の自家製麺の淡麗魚介しおラーメンだった。