『アカルイミライ』などの黒沢清監督がメガホンを取り、『もらとりあむタマ子』などの前田敦子を主演に迎えたドラマ。
テレビ番組の取材でウズベキスタンを訪れた主人公の成長が描かれる。
『ヒミズ』などの染谷将太、ドラマ「初恋芸人」などの柄本時生、『SPEC』シリーズなどの加瀬亮をはじめ、ウズベキスタンの俳優アジズ・ラジャボフらが共演。
葉子(前田敦子)は舞台で歌うことを夢見ながら、テレビ番組のリポーターの仕事をこなしていた。
彼女は番組スタッフ(加瀬亮、染谷将太、柄本時生)たちと、かつてシルクロードの中心として繁栄した土地を訪問する。
旅の目的は湖に生息するといわれる“幻の怪魚”を探すことだったが、異国の地での撮影は思い通りに進まなかった。
元AKB48の前田敦子主演のウズベキスタンを舞台にしたロードムービー。
最初からBGMも全く無く異国の地で淡々と物語が進行する。
「ウズベキスタンとは北と西にカザフスタン、南にトルクメニスタンとアフガニスタン、東でタジキスタン、キルギスと接する、かつてのソビエト連邦の構成国。」だそうでなんとなくアジアの内陸なのはわかるが場所ははっきり知らない馴染みのない国だ。
テレビの旅番組の海外ロケの実態ってほんとにこんな適当なヤラセ演出なんじゃないかと思わせる描写がいくつもあった。
まあ途中まではそれでもガマンしながら観ていたがどういう脈絡かわからんが前田敦子がステージで歌い出したときはさすがにドン引きした。
しかもオーケストラバックで大して上手くない歌を聞かされた日には辛いもんがある。
AKB48ではなぜか神セブンとか言われて持ち上げられていたが脱退してAKB48という看板下ろした途端に火が消えたようになるのが多いがコレと言った「売り」がない前田敦子もなかなか厳しいもんがあるように思う。
後半の謎の逃走劇も「無理から」な展開だし何とも終始ダラダラした印象が拭えない。
まあラストの予想通りで結局何が訴えたいのか最後までようわからんのにイライラしっぱなしだった旅のおわり世界のはじまりだった。