金色煮干しそば太麺を食べたときにこれは細麺も食べなきゃならんと決意したので日を変えて決行してしまった。
奥のカウンターに陣取り今回も金色煮干しそばの細麺をお願いした。
この日は平日だったが休日よりは空いていてラーメンをはやくできるみたいだ。
ラーメンには木のフタが乗った状態で運ばれてきて直前で取られる方式で今回もやはりスープと麺、トッピングは別々になっている。
前回もそうだけどこれは麺とスープだけの状態をまずは味わって欲しいということだと思うのでさっそく実行した。
大将のツイッターによると太麺と細麺ではスープの仕様も変えてあるとのことなのでこの状態で確認する。
太麺のときに感じたオイリーさは影を潜めてグッとライトな印象を受ける。
タレがどう違うのかまではさすがにわからないが細麺の繊細さを活かすようになっているのだろう。
さてここで味変と言う名のトッピングをしていこうと思い一気にどかっと放り込んだ。
太麺仕様よりもさらにスープの温度は下がり更にあっさりしたラーメンになったようだ。
こうなると太麺のときにそれほど感じなかったワカメとの相性が抜群になってその存在感が増している。
チャーシュー、メンマには変化はないようでそれほどの違いはないのだが熱がそれほど入らないのでぬるい感じも個人的に嫌いじゃない。
煮玉子もどうようで激熱ラーメンが苦手な自分にとってはこっちのほうが食べやすいし季節柄大汗をかかないですむ。
下がすぼまったような丼に入っているのでレンゲより丼ごとスープを飲んだほうが食べやすい事に気がついた。
このスープの魔力は大したものでどうにも完食までとにかく一直線に突き進んでしまう。
太麺・細麺それぞれに個性もあってなかなか面白い商品展開だと感心してしまった。
一言で言えばワイルドな太麺に繊細な細麺といったところだがどちらにしてもこのニボニボスープの虜になること請け合いである。
是非ともお試しあれ。