韓国発のNetflixドラマ「イカゲーム」が、配信開始から28日間で、1億1100万世帯で視聴されたことがわかった。NetflixがTwitterで発表した。これは、「ブリジャートン家」の8200万世帯を大きく上回り、同社が提供する新ドラマとして史上最高記録となる。
「イカゲーム」は、多額の借金を抱えた人々が巨額の賞金を獲得すべく、生死を賭けたサバイバルゲームに挑むさまを描くサスペンスドラマ。「トガニ 幼き瞳の告発」「怪しい彼女」ファン・ドンヒョク監督が企画、制作総指揮、演出を手がけている。9月17日に世界配信を開始した同作は、アメリカを含む90以上の国と地域で視聴数1位を記録しており、世界的なブームを巻き起こしている。
Netflixは、北米市場が飽和に近づくなか、世界各地のローカルプロダクションに力を入れており、これまで「ペーパー・ハウス」(スペイン)、「ダーク」(ドイツ)、「Lupin ルパン」(フランス)といった外国語作品がヒットしているが、「イカゲーム」は桁違いの成功を収めている。
動画配信においてNetflixとライバル関係にあるアマゾンのジェフ・ベゾス会長も、自身のTwitterでNetflixの経営陣を絶賛。「彼らの国際戦略は決して容易ではないが、うまくいっている。見事な仕事ぶりであり、刺激を受ける(そして、この番組を見るのが待ちきれない)」とコメントしている。
ネットフリックス作成の全9話の韓国ドラマ。
知り合いの勧めで観ることにした。
どうやらネットフリックス最大のヒットになっているらしい。
何処となくと言うか思いきりカイジに似た内容で正直、こりゃ韓国ドラマにやられたな、と言う気持ちがしないでもない。
だが旧態依然としたテレビ局主導の日本のドラマがカイジを素材にしてイカゲームほどのクオリティーで作れるかと言うとそれは正直ムリで残念ながらこの分野は韓国に完全に負けている。
それにアメリカのドラマなどを見たあとに日本のドラマはごく一部を除いては全く勝負にならない。
それくらい日本のドラマや映画は凋落しているせいもあるがこのイカゲームは面白い。
だるまさんが転んだやら綱引きやらいわゆる子供の頃の遊びがテーマになっていてこれを勝ち進む事がサバイバルになるのだがこういう発想はなかなか出来ない。
凄惨な殺し合いゲームの裏で臓器売買みたいな陰謀がうごめくのは実際中国あたりでありそうでリアリティある。
エロやかなりグロい表現もあるがストーリー上必要でここまでやればドラマと言うよりほとんど映画なのはさすがネットフリックス。
とにかくバンバンヒトが死んで行く緊迫感がありなおかつ非常に練り込まれた展開には引き込まれてしまって息をするのを忘れるくらいだ。
過酷なゲームの果てに何があるのか寝るのも忘れて取り憑かれたように観てしまう。
普通はある程度の尺があるドラマだと必ず時間稼ぎみたいなのがあるものだがこの作品はずっと緊張感を引っ張るだけの力量があるようでソレが最大の魅力なのだろう。
ただゲーム参加者同士の倫理観と言うか道徳観が日本人にはちょっと理解出来ない部分があってその残酷さと言うか残忍さはさすがは韓国人と思わせる。
それと怒涛の展開をして来たのにラストは今ひとつ盛り上がりに欠けるのだが続編を期待させるにじゅうぶんな終わり方だったイカゲームだった。