呼白と書いて「よはく」と読むのかな。
裏通りの住宅地みたいな場所にあって最初はどこにお店があるのかわからなかった。
最近開店したお店のようで平日の開店少し前に着いたのだがもう数人並んでいる人気店のようだ。



基本的に並ぶのは好きじゃないしどうせ暫くすれば落ち着く場合が多いのだがせっかくここまで来たし仕方なく並ぶことにした。



開店時間になって第一陣が入店し自分は入れなかったのだが待っている間に一人づつ入店して自動券売機で食券を買うことができるのは良いシステムだと思った。
そうこうしている間に呼ばれてカウンターに座ったがジャズが流れていてシャレオツな雰囲気に女性ウケしそうだと直感した。
最初に食券を買っていたせいもあるのかほとんど待たされないでキタヨ!!めん 呼白の特製いりこ1100円。
なるほどこれは最近多くなってきた清湯系のラーメンのようだ。
麺はやや柔らかめに茹でられていたのはちょっと意外だったが個人的にこういうのは嫌いじゃない。


最初はガツンと煮干しがしっかり存在感を主張するスープに驚かされるが全体としては、いわゆる洗練された都会を感じさせるラーメンでひとつひとつのパーツにも抜かりはない。


チャーシューは2種類奢られていて低温調理された豚とそして鶏チャーシューになっているのも最近よく見る光景ではある。
スープの中で低温調理チャーシューは段々と味と色を変化させていくのだがこのチャーシューは相当に肉肉しい仕上がりで意図的だろうが非常にワイルド感がある。


煮玉子にも薄く味付けがしてあるようで細かいところまでしっかりと計算されているのがよくわかる。


この肉肉しいチャーシューは好みもあるかもしれないが個人的にはちょっと苦手だったのだがここまで他を洗練できる腕があるのならもう少し違ったアプローチがあるような気もする。


ただそれ以外はパーフェクトとも言えるような仕上がりでこりゃ凄いラーメン屋ができたもんだと行列にも納得してしまう。



後半に入っても食べ飽きるどころか箸が加速してしまう有様でもうスープも一滴たりとも残すもんかと決心してしまった。
これは当分行列ができるのか確実だろうからもっと有名になってしまう前にもう一度来たほうが良いのかも知れんな〜と思っためん 呼白の特製いりこだった。