公式サイトにて温つけ麺を期間限定でやると知ってやってきた。
とにかく色々なメニューのバリエーションの広いお店で何度か訪れたことがあるけど失礼ながらあまり印象に残らなかったお店でもある。
じゃあなんでわざわざ来たのかと言うと久しぶりなのと1月2日に営業していてくれる貴重なお店だったからに尽きる(笑)
ちょっと待ってからキタヨ!!海風堂の温つけ麺やや辛830円。
因みに辛さは無し、やや辛、中辛、激辛から選択するのだが初めてなのでやや辛でお願いした。
つけ麺にしては細い麺なのにちょっと驚いたがこれが温かいのがミソのようでツケダレとの相性は想像していたより遥かに良い。
個人的に麺が温かいいわゆる温つけ麺って麺のコシが弱いような気がしてあまり好きじゃなかったのだがこの温つけ麺は細麺採用することでそもそも麺のコシを放棄しているのが返って清々しい。
スープはとんこつベースと思うが若干の酸っぱさと辛さのバランスが素晴らしくこれまで食べたつけ麺のなかでもかなり上位にくるなと確信した。
キクラゲ、モヤシ、ネギも箸休めになって面白い。
チャーシューは直前に炙ってあるのか香ばしさが相当感じられるのだが麺が温かいお陰でスープも冷めないからチャーシューも暖かくて非常にウマい。
こういうところにも温つけ麺の恩恵があるのかと新たな発見をした気分になった(笑)
最初のメニューだからとビビって麺は並盛、辛さはやや辛にしたがこんな凄いデキなんだったら麺大盛り、中辛にすればよかったと激しく後悔してしまった。
温つけ麺を敬遠してきた理由に結局麺をいれたらラーメンと大差ないんじゃないかと思っていたのだが、熱いままの麺でも別皿にしておけば大気に触れて温度が下がってくるのでツケダレにいれた時点でけっこう食べごろ温度になってラーメンとは全然違う仕上がりになることも今日わかった。
それに後半は麺をいれることでスープが若干薄まって来てくれたお陰でスープ割りの必要性を感じなくなったのでそのまま食べ続けることにした。
予想通り余裕でツケダレまで完食、なんならまだまだ食べられるのになくなってしまった(笑)
これまでこの海風堂に抱いていたイメージみたいなものが大きく向上して上書きされてしまったようだ。
これからは食べず嫌いしまいで温つけ麺もチャレンジしてみようと色んな意味で改心した海風堂の温つけ麺だった。