らをた広島

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ドント・ブリーズ2

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盲目の老人の家に盗みに入った若者たちが返り討ちに遭った惨劇から8年。

老人(スティーヴン・ラング)はある少女の面倒を見ており、二人だけでひっそりと暮らしていた。

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ある日、家に謎の武装集団が押し入り、少女を連れ去ろうとする。

危機が迫った彼女をめぐって、老人は自らの超人的な戦闘能力を駆使して敵と死闘を繰り広げる。

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盲目の老人の家に忍び込んだ若者たちが思わぬ反撃に遭う『ドント・ブリーズ』の続編。

前作から8年後を舞台に、少女と共に静かに暮らす老人の前に謎の武装集団が現れる。

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前作で共同脚本を務めたロド・サヤゲスがメガホンを取り、同作の監督フェデ・アルバレスが共同脚本と製作、『死霊のはらわた』シリーズなどのサム・ライミが製作に名を連ねる。

盲目の老人役で続投するスティーヴン・ラングをはじめ、ブレンダン・セクストン三世、マデリン・グレイスらが出演。

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あの面白かったスリラー映画ドント・ブリーズの続編だけに期待してしまうが続編は一作目より劣る場合が多いように思うがコレはどうなんだろう。

作品の世界観は全く変わっていないが一作目より「主演」の盲目の特殊部隊退役老人に寄り添った内容になっている。

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ストーリーは前作同様トントン拍子に進んで悪役がよりハッキリしていてわかりやすい。

それにカメラワークが良いのか映像に緊迫感があって観ていて恐怖が伝わってきて力が入る。

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悪党のターゲットたる子役が非常に可愛らしい娘でしかもかなり頑張っているのでオッサンとしては応援したくなる(笑)

前作では言わば被害者なのにまるで悪役のように描かれていた盲目の退役老人は今作では一転してゲリラ戦に強いランボーのような無敵ぶりを発揮していてスリラーモノと言うよりリベンジモノに近い。

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この手の作品は悪役の憎らしさがある意味キモなのだがその辺りもさすがに抜かりはなくエゲツないのが次々と登場する。

前作同様1時間半の短い映画ながらムダなシーンは全く無くあれよあれよと進行するのでもっと短い映画にすら感じてしまう。

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特に後半の怒涛の逆襲劇は痛快だしよく計算されていて悪党を畳み掛けて殺していく様はまさにランボーだ。

ラストにたどり着いたときには肩に力が入り過ぎてヨレヨレになってしまった。

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続編がつまらなきない場合もあるようでこのクオリティーでやってくれるのならまだまだ続編を望みたいドント・ブリーズ2だった。

そう言えば今回の作品はタイトルの「ドント・ブリーズ」たる「息をするな」はほとんど意味がなかったような気もする(笑)