らをた広島

食べ歩きブログ

ナポレオンと私

ウェブ制作会社の営業アシスタントとして勤務している28歳の大原春子(武田梨奈)。

会社の先輩・岩田伸吾(染谷俊之)に憧れるものの自分には不釣り合いだと諦め、本当の幸せとは何かと悶々(もんもん)とする日々を送っていた。

ある日、恋愛ゲームをインストールすると画面の中からナポレオン・ボナパルト(濱正悟)が現実の世界へと飛び出してくる。

幸せ探しの手助けを申し出たナポレオンと同居することになった春子は、端正な顔立ちの彼の言葉に導かれるようにして幸福について深く考えていく。

ドラマシリーズ「ワカコ酒」や『海すずめ』などの武田梨奈が主演を務めたラブストーリー。

恋愛ゲームから飛び出してきたキャラクターに導かれ、幸福の在り方と向き合う女性の姿を描く。

メガホンを取るのは『ファーストアルバム』などの頃安祐良。

『酔うと化け物になる父がつらい』『真・鮫島事件』などの濱正悟、『黒蝶の秘密』『恋するふたり』などの染谷俊之らが出演する。

恋愛ゲームアプリ「イケメンシリーズ」スタッフ陣がオリジナルストーリーを提供した。

ワカコ酒武田梨奈主演と言うことで観た。

この娘は元々空手の有段者として有名になったのだがアクション女優と言うより今や一人呑み「ワカコ」のイメージが強い。

この映画でもワカコみたいな役をやっていてワカコ酒のスピンオフを観ているかのようだ。

コレはもしかして丸ごと恋愛ゲームアプリの宣伝みたいな映画のようでその荒唐無稽さにちょっとついていけない。

他の人からの見えないゲームから出てきたナポレオンを連れ歩くなんてヒカルの碁かよ!と言う内容で早々にリタイアしたくなったが1時間20分の短い作品なのでどうにか頑張る事にした。

これを支えているのはワカコ酒のファンだからと言う1点だけなのでモチベーションはドンドン下がっていく。

武田梨奈以外はほぼと言うか全員知らない俳優さんでB級感が漂っている。

恋愛ゲームどころかゲーム自体、学生時代に指にタコが出来るくらいやってキッチリ卒業した身となってはまるで興味も関心もないのでゲームアプリ宣伝たるこの映画は退屈になってきた。

武田梨奈はいつものように頑張っているのだが企画からしてゲームアプリの宣伝だとしてもクオリティが低すぎる。

予算的な問題かも知れないが地方放送局が作ったドラマのような作品で眠たくなった。

だけどこれを見て「恋愛ゲームアプリやってみるべ!」となる奇特なヒトがどれくらいいるのかわからないがそもそも若いならホントの恋愛こそが難解だし傷つくけど最高にオモシロイゲームだと気付くべきだと思う。

武田梨奈の無駄遣い的な映画だったナポレオンと私だった。