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キングダム シーズン2

韓国ドラマ「キングダム シーズン2」は、死者が助かり、生き地獄の危機に陥った朝鮮。

王宮への欲が強まるチョ氏一族も信じられなくなってしまった世子の血の死闘を描いたミステリースリラー。
全6話。同名漫画が原作。

王の唯一の息子となる世子イ・チャンを俳優チュ・ジフンが、世子の護衛武士で最側近のキム・ムヨンを俳優キム・サンホ、村の病院チユルホンに所属する医女のソビを女優ペ・ドゥナ、世子の師匠アン・ヒョンを俳優ホ・ジュノ、領議政のチョ・ハクチュを俳優リュ・スンリョン、ハクチュの娘で2番目の王妃を女優キム・ヘジュンが演じる。

予想できない状況に出くわした世子チャン(チュ・ジフン)一行。

死者たちが群がる喪主をどう守るのか。

ソビ(ペ・ドゥナ)と共に脱出したボムパル(チョン・ソクホ)ははチョ・ハクチュ(リュ・スンリョン)の前にひれ伏し、身を隠してほしいと頼む…。

シーズン1ではイマイチ存在感が弱かった悪役がシーズン2で挽回するぞ!とばかりに暗躍する。

その悪役ぶりも相当なものでやはり良いドラマには強烈な悪役が必須だと思い知らされる。

冒頭から凄まじいゾンビとの戦いが繰り広げられてシーズン2もこりゃ本当にかなりの力作だ。

ゾンビに追われまくりでコロコロ舞台が変化していく完全なるロードムービーになってくるが逆にそこが飽きさせない理由になっているのだろう。

自分は「今、私たちの学校は…」の方を先に観たので公開された順番が逆になってしまったがこの作品のゾンビを下敷きにして更にモディファイしているように思える。

息もつかせぬ展開にすっかりハマってしまいもう完全にこのドラマの中毒患者になったようだ。

そういえば以前は王様の事を「ペーハー」と呼んでいたように記憶しているのだがこのドラマでは違う言い方をしているのは何故なのだろう??

韓国ではどうなのか知らないが日本では時代劇は実質映画とNHKしか扱われずすっかり衰退してしまった感があるがこの手の突飛なアイデアだとまだまだ時代劇の可能性はあるんじゃないか。

韓国の時代劇には歴史を捻じ曲げて日本がかなり悪どく描かれていて憤慨して観るのを止めた事もあるがこのドラマは少しだけ日本の武士が出てくるがそこまで反日的な思想はないようだ。

このドラマも予想通りシーズン2の途中からはゾンビそっちのけの人間同士の権力闘争に話は移っていくのはゾンビモノの定番の展開だ。

実際このシーズン2では冒頭の戦闘シーン以外はゾンビはおしるし程度しか出てこなくなりもう完全に人間同士の知能戦みたいななってくる。

その後、当然物足りなくなると後半の激しい宮中決戦に突入するとか強弱の付け方が絶妙で実に上手く構成されていると感心する。

しかし最初から出ている主要な登場人物も次々と死んでしまうのでこの先どういう展開に待って行くのか外野ながら心配になるがそこら辺はまた新たなキャストでカバーするのだろう。

徐々にゾンビの弱点も人間側が把握できるようになりこれからは反転攻勢に出ることが予想される。

しかしこの全く先が読めないシーズン2の終わり方はどうなっとるの??

このシーズン2も1話CMなしで40分くらいだから6話などほんの数日で見終わってしまい早く次のシーズン3が楽しみで仕方ない。