冷やしたぬき蕎麦が美味かったのでまたやってきてしまった。
しかし凄いディープな場所にあるもんだと感心するが目の前は公園と川だし環境的には悪くないのかもしれない。
入店してテーブルに座って辛味大根おろしを注文した。
辛味大根そばといえば近所の無着庵でアレやコレ、ソレと何度か食べたがその強烈な辛さに今回も打ちのめされたい(笑)
ちょっと待ってからキタヨ!!柊の辛味大根おろし大盛り1250円。
味変用に七味がついてきた。
1/3辛味大根、1/3がネギ、そして残りの1/3がカツオブシという構成のようだ。
つゆを入れる容器がないのでぶっかけスタイルのようだから遠慮なくドバドバかけさせてもらった。
冷たく〆られたソバは相変わらずコシがあってなかなかのもんだ。
これはよくわかる。
ただ肝心の辛味大根の辛さが期待したほどではなく通常の青首大根が辛かった時と大して変わらないのは残念だ。
上のかいわれ大根の辛さのほうがまだマシといった具合でちょっと肩透かしを食らったが気を取り直してカツオブシの部分を食べてみた。
全体の構成は悪くないのだが辛味大根の辛さ不足だけがどうしても気になってしまう。
ここで提供された七味をぶっかけてみた。
これがなかなか上質な七味のようで辛味がしっかりとあって目が覚めるような鮮烈さだ。
これはイケル!と思ったので七味をガンガンかけて好みの辛さになるようにしてしまいもはや辛味大根そばと言うより七味そばと化してしまったようだ(笑)
辛味大根はすっかり脇役になったがまあトータルとしては面白いデキになっているように感じる。
残り少なくなっても七味は必須なのでここでも容赦なく追加させてもらった。
大盛りは相当な量があるようで個人的にもここらへんが限界のようでお腹はパンパンだ。
全開はつゆを使い切って失敗したので今回は意図的に残して蕎麦湯を味わったがお腹をさすりながらどうにか完食したのだった。
まあ欲を言えば辛味大根にもう少しストイックさが欲しいところだが新しいお店だけにこれからのお楽しみと考えておくことにした。
接客も含めて非常に心地よいお店なのでこれからを楽しみにしたいと思った柊の辛味大根おろしだった。