


美術館駐車場との看板を頼りにたどり着くのは亀山公園。
ここは無料の大きな駐車場があるようでココにクルマを駐めて山口県立美術館まで徒歩で5分くらいだ。



チケットはネットで案内されているようにセブンイレブンのマルチコピー機で事前に発券して購入する必要がある。



平日の真昼間だからほとんど客はいないのだろうと高をくくっていたが驚いたことに思ったよりは多くおられた。



エヴァンゲリヲンの映画のラストシーンが宇部新川駅だったように庵野秀明氏は山口県宇部市の出身なのでココで開催されたのだろう。
庵野秀明氏の生い立ちや若い頃の作品など様々に展示されていたがやはり何と言っても庵野秀明の代表作といえば新世紀エヴァンゲリオンだろう。



エヴァの設定や絵コンテなど様々な貴重な資料が並んでいるが一部撮影禁止もありはしたがほとんどが撮影OKなのはやはりありがたい。



使徒の設定資料は非常に興味深く読んでしまった(笑)



第一話は特に印象深い表現が多かったので絵コンテも食い入るようにみてしまう。
TV版エヴァンゲリオンのタイトルも面白いのが多くこういうふうに並べてみるとよく考えられているのがわかる。



TV版エヴァンゲリオンの終わり方で批判をされてアニメから離れて実写映画を撮るようになった流れとかここらへんはなんとなく知っていた。
まあ確かに自分もご多分に漏れずTV版エヴァンゲリオンのラストは意味不明だったしその後それを補完する意味でリリースされた映画2本も劇場で観たが更なる意味不明攻撃に打ちのめされたのを覚えている(笑)


シン・ゴジラも少しだけ展示があって映画のラストにでてくるゴジラの尻尾はなんだろうと思っていたらその巨大フィギュアがあった。
やはりどうみてもヒトが取り込まれているようでこれが何を意味するのかわからないがまあ庵野秀明氏らしい演出と言えなくもない。
劇場版エヴァンゲリヲンの最終話である4作目にでてきたジオラマ。


こんなにデカかったのかと思ったが非常に緻密に作られていて制作陣も大変だったことが伺える。



庵野秀明展も最後のブースのようでやはり最新作のシン・ウルトラマンとシン・仮面ライダーの宣伝がしてあった。


これでもうラストに近いのだがここまでで1時間経過していた。
別段急いでもゆっくりでもないペースでこれなので前売り券で1500円の内容としてはお得感すらある。
最後はエヴァではなくシン・ゴジラ、シン・ウルトラマン、シン・仮面ライダーの揃い踏みがお見送りしてくれる庵野秀明展山口は庵野秀明ファンであってもなくても楽しめる内容だったと太鼓判が押せると思った。