らをた広島

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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者

メイジー・ロックウッド(イザベラ・サーモン)の決断により、イスラ・ヌブラル島からアメリカ本土へ送られた恐竜たちが世界各地に解き放たれて4年が経過する。
恐竜の保護活動に力を注ぐオーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は、ロックウッド邸で保護したメイジーを大事に育ててきたが、ある日、メイジーヴェロキラプトルとともに連れ去られる。

現代によみがえった恐竜たちを描く『ジュラシック』シリーズ完結編。
人類と恐竜たちが混在する世界を舞台に、両者の行く末が描かれる。監督などを務めるのは『ジュラシック・ワールド』などのコリン・トレヴォロウ。

前作にも出演したクリス・プラットブライス・ダラス・ハワードをはじめ、『ジュラシック』シリーズ初期作品のキャストに名を連ねていたローラ・ダーンジェフ・ゴールドブラムサム・ニールらが出演する。

スティーブン・スピルバーグ監督によるジュラシックパークが公開されたのが1993年だからもう30年も前に学生だった自分は感動したのをよく覚えている。

当時はまだ黎明期だったCG技術を駆使した映像にかなり驚いたのだがこの最新の恐竜たちはまさにホンモノにしか見えないレベルになっている。

このジュラシックシリーズをどこまで観たのか記憶にないのだが第一作はスティーブン・スピルバーグ監督らしく示唆に満ちた内容だったがその続編は単なるビックリ映像の羅列みたいなパニック作品だった記憶があるので今回もそれほど問題ないだろう(笑)

ジュラシックパークのキャストが数人出ていて勿論全員それなりに年を取っているが、懐かしいと言うか物語に連続性を持たせる狙いがあるのはよくわかる。

トライアルバイクと恐竜のチェイスシーンはとても迫力があって思わず見入ってしまうくらいのデキでこれは良くできているわ。

ストーリーはそれほど難しくはないのでなんとなく理解できるしキッチリ悪役もいるので楽に映画の世界に入っていける。

ところどころ、んなアホな!と言うツッコミ所もありはするが単純にCGまみれのビックリシーンが良くできていてなかなか楽しめる。

深いことを考えないでこの恐竜ビックリエンタメを楽しんでいる分には予想以上で最後まで決して退屈しないで集中して最後まで観ることができた。

ジュラシックシリーズの最終的な作品とか銘打っているがコレが当たればまた新しいシリーズを作るに決まってる(笑)

2時間半の上映時間なのだがこれだったら余分なシーンを切り詰めれば2時間くらいにはできたような気もするがまあこれくらいなら許容範囲だ。

これまでのシリーズを総括したような終わり方でも、幾らでも続編は作れそうなのでせっかくなので新たな物語を期待したいジュラシック・ワールド/新たなる支配者だった。

実は正直あまり期待していなかったのだが面白かった。