らをた広島

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ザ・ロストシティ

新作の宣伝ツアーに駆り出された恋愛小説家のロレッタ(サンドラ・ブロック)は、作品の主人公を演じるセクシーな表紙モデル・アラン(チャニング・テイタム)の軽薄な様子にいら立つ。

そんなとき謎の実業家フェアファックス(ダニエル・ラドクリフ)が現れ、彼女は突然南の島へ連れ去られてしまう。

彼は小説を読み、ロレッタが伝説の古代都市の場所を知っていると考え誘拐したのだった。

一方、ロレッタの誘拐を知ったアランは彼女を助けに島へ急行し、再会した二人は脱出しようとするが、思わぬアクシデントが続発する。

ゼロ・グラビティ』などのサンドラ・ブロックが主演と製作を兼任したアドベンチャー

新作の宣伝ツアー中に南の島へ連れ去られた女性作家が、彼女を助けに来た小説の表紙モデルの男と島から脱出すべく大冒険を繰り広げる。

監督は『トム・ソーヤーの盗賊団』などのアーロン、アダム・ニー兄弟。

共演には『マジック・マイク』シリーズなどのチャニング・テイタム、『スイス・アーミー・マン』などのダニエル・ラドクリフのほか、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフブラッド・ピットらがそろう。

サンドラ・ブロック主演のアドベンチャー映画。

ロストシティは作家である主人公サンドラ・ブロックの書いた小節のタイトルのようだ。

作風は基本的にコメディで最初から小ネタで笑わせてくれる。

ハリーポッター以来、様々な変な役を演じていて個人的に気に入っているダニエル・ラドクリフが出演していたので俄然この作品に興味が湧いた。

今回も彼は変な役をやっていてこうして着々と俳優としてのキャリアを積み重ねているのだろう。

それにしてもブラッド・ピットが出ているのには驚いたがサンドラ・ブロックという女優さんのステイタスとはそういう物なのだろう。

ストーリーはそれほど難しくはなくトントン拍子に進んで行くのであれよあれよとこの映画の世界観に引きずり込まれる。

ただ中盤から恋愛要素が入るからか物語のテンポが悪くなり中だるみ的展開になってしまうのでやや興ざめしてしまう。

ツッコミ所も満載でアドベンチャー映画なのか恋愛映画なのか方向性が曖昧になってしまうのは残念だ。

しかしヒロインが連れ去られてつ時に原付きに乗って助けに現れる時のBGMがファイナルカウントダウンなのは流石に笑ってしまった(笑)

ラストにかけてやっとアドベンチャー映画らしくなってはくるがオチはあまりにも陳腐でトドメを刺されてしまった。

アドベンチャーとコメディと恋愛を絡めたつもりがどれも中途半端で結局何が伝えたいのかよくわからなくなってしまった残念映画のように思える。

まあデートで気楽に観る用とかなら丁度よいが一人で真剣に見入るような作品ではない事は確実だ。

カネがかかっているのはわかるがそれが内容に反映されていないと思ったザ・ロストシティ だった。