そこは、絶対に選んではいけない宿〈ホーム〉だった——
仕事の面接のため、デトロイトを訪れたテス。
深夜に宿泊のために借りたバーバリー通りにある家に到着するが、ダブルブッキングにより、すでに見知らぬ男キースが滞在していた。
嵐の中、行く当てがなかったテスは、彼とともにそこに宿泊することを決意。
その夜、自分の部屋で眠っていたテスは、部屋のドアが開けられ、家中を動き回る大きな音で目がさめる。
翌日、地下室にトイレットペーパーを探しに下りたテスは、誤って鍵をして閉じ込められる。
そこで、謎の扉を見つけるのだが…。
米国批評家サイト「ロッテン・トマト」で92%の高評価。
多くの評論家たちが、「近年で最も恐ろしい映画体験」と絶賛したホラー映画ファン必見の傑作が爆誕。
ジョージナ・キャンベル、ビル・スカルスガルド、ジャスティン・ロングの鬼気迫る演技も必見。
【R-15相当】15歳未満の方は、ご覧になれません。
何の予備知識なしにみたホラー映画。
バーバリアンとは1 野蛮人。 未開人。 2 無教養で野蛮な人だそうだけど、舞台がバーバリー通りの何か関係しているのかも知らない。
上映時間が103分とコンパクトにまとめられているのも好ましい。
知らない役者さんばかりかと思っていたが謎の同居人を演じてるビル・スカルスガルドはあのスティーブン・キング原作の大ヒットホラー「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」で殺人ピエロ・ペニーワイズを熱演したヒトらしくホラーの常連か(笑)
ストーリーは主人公が転がり込んだ家の地下に次々と謎の隠し部屋があり…と言うある意味古典的な内容だがカメラワークが巧みなのか結構怖い。
監督はザック・クレッガーと言う若い役者さんでほぼ無名だと思うがなかなか面白い展開の映画を作ったもんだ。
この作品は途中から主人公が最初と全然違う他人に変更されるがこんな短い上映時間で前後の繋がりは大丈夫かと心配になってきた。
そして今度は過去らしい更なる新しい主人公に交代してコレは一体どういう映画なのかわけがわからんようになる。
要は一軒の「家」を巡る物語のようだがとにかく先が全く読めずにハラハラさせられるしコレはなかなか怖い。
アメリカなのに何故なかなか警察が来てくれないのかとかのツッコミ所も有りはするがそれでもホラー映画としてはよくできている。
ラストのオチでは全てが明らかになるがコレもなかなか斬新な表現で最後の最後までホントに読めずに終わるとグッタリしてしまったほど。
ホラー映画の怖さのレベルで言えばそこまでこわくはないがそれよりストーリーで魅せる映画なのだろう。
期待していなかったのもあるがこの無名監督さんはこれから期待できるんじゃなかろうかと思ってしまったバーバリアンだった。