らをた広島

食べ歩きブログ

貞子DX

全国で「呪いのビデオ」を見た人々が突然死する事件が発生する。

IQ200の大学院生である一条文華(小芝風花)は、妹がそのビデオを見てしまったことを知り、ビデオにまつわる謎の解明に挑む。

鈴木光司の小説を原作に映画化したホラー『リング』に登場する「貞子」の呪いを解明すべく、女子大学院生が奔走するホラー。

IQ200の頭脳を持つ主人公が、「呪いのビデオ」を見てしまった妹を救うため、ビデオの謎を解き明かそうとする。

主演はドラマ「トクサツガガガ」などの小芝風花

監督を『任侠学園』『99.9-刑事専門弁護士-』シリーズなどの木村ひさしが務める。

小芝風花主演なので観た(笑)

貞子と言えばもはや誰でも知っているメジャーなキャラクターで日本に於けるジェイソンやフレディみたいな存在だと言っても過言ではない。

実際、マツダスタジアムにお化け屋敷アトラクションが作られた時なんか宣伝のためにいわゆる貞子の扮装をした貞子が始球式までやったくらいだ(笑)

貞子の呪いのVHSビデオを観てしまうと実際に貞子が見えてその24時間後に死んでしまうというのがお約束。

しかし主人公がIQ200である理由がよくわからないが天才で頭が切れるという設定にしたいのだろうがよく知らないアホ占い師の家までホイホイ付いていくなんて寧ろバカ丸出しではある(笑)

貞子の呪いのビデオはウイルスが原因なんじゃないかと言う新たな発想がメインになっているようだがこれをどう展開させるか楽しみだ、っていうかそうでもしないとホラーのクセに全然怖くなくてリタイアしてしまいそう。

半分くらいで集中力はスッカリ切れてしまって残り半分どうするか迷ったが惰性で観ることにした。

ちょい役ではあるが先日自殺で亡くなられた渡辺裕之氏が出演していて良い役者さんだったのに残念ではある。

怖くないホラーってのもなかなか辛いもんがあるがそれだけではなくストーリーも陳腐でこりゃ出演の小芝風花が可哀想になってくる。

クライマックスも大して盛り上がる事なく何となく過ぎて申し訳無いが怖くも何ともない。

この映画のタイトルは貞子デラックスだと思うのだが何処がどのようにデラックスなのかサッパリ理解できない。

つまらない映画をどうにかラストまで辿り着けて疲れ果てた貞子DXだった。だった。