太閤うどんで時折出されていたラーメンが独立した店舗になったお店と考えてよさそうだ。
このお店に限った話ではないのだが、今年の1月に開店されたのは知っていても開店直後のドタバタを見るのも忍びないし、何より個人的に行列に並ぶのがイヤなので敢えて開店後暫く経ってからやってきた。
開店時間になってスタッフの方が一組づつ案内されるので自動券売機の前で急かされることなくゆっくり吟味できるのは嬉しい。
しかしスタッフの方の微に入り細に入りの気配りが嬉しい。
食券を持ってカウンターに座ったがまるで寿司屋さんのような和風な造りでラーメン屋とは思えないようなけっこうな高級感が漂っている。
チョット待ってからキタヨ!!太閤らーめんの特製醤油らぁ麺1280円。
特製だけあってチャーシューは3種類入っていて豪華なルックス。
トッピングが多く麺が見えないので引っ張り出してみると流行りの全粒粉麺でコシもしっかりとあってここらへんもさすがだ。
スープは以前太閤うどんのお店で出されていたときのラーメンよりは魚介の風味はかなり抑えられていて、極端な和風ラーメンではなくなっている。
鶏、バラ、そしてレアと3種類のチャーシューは見た目にも豪華でこれらの違いを楽しめる。
特にレアチャーシューは薄くて大きく存在感はピカイチだ。
ただ淡麗なスープに対してチャーシューも洗練されているので対比として面白さにかけるような気がしてもう少し肉肉しくても良いんじゃないかとも思った。
しかしチャーシューに限らずトッピングには少しの妥協も感じられずどれもこれもかなり上質なのがヒシヒシと伝わってくる。
特にこのメンマは柔らかくしかも濃厚な味わいにちょっと驚かされた。
全体のバランスが良いのかスープ、麺、トッピングが同じようなスピードでなくなっていくのが素晴らしいと思いながらただ眺めていた。
もう余裕でスープまで言一滴残らず完食する以外、自分には道はなかった(笑)
緻密な造りのお陰か相当な完成度でそのデキには納得させられたがこの手のいわゆる高級志向のラーメン屋さんがあっちこっちに乱立しているのもまた事実。
これからどういう展開をみせるのかとっても楽しみになってしまった太閤らーめんの特製醤油らぁ麺だった