ここは「健美堂(身体に良いラーメン)」→昼は「八本松製麺所(つけ麺、油そば)」、夜は「夢にときめけ!明日にきらめけ!26 八本松本店(二郎系)」と屋号とコンセプトが目まぐるしく変わるが基本的に大将は同じ人というお店になる。
その間にもキッチンカーで移動販売やったりたこ焼きや唐揚げを売ったりと、お客としてはもはや何屋かわからん状態になってしまった感がある。
そう言えばこち亀にそれを揶揄したような話しがあったような・・・(笑)
それで今回は担々麺専門店というわけなのだがメニューを見ると担々麺のバリエーションは良いとしても中華そば、油そばがあったりしてまだ迷いを感じなくもない。
ちょっと待ってからキタヨ!!!担々麺専門店 鳳の極・担々麺980円。
ここが健美堂だった頃に担々麺は食べたことがあって美味かったのだがそれを彷彿とさせる嬉しいルックスだ。
自家製麺は以前より更にしっかり感がでてきて歯ごたえも抜群だ。
ただこれほど濃いスープに仕上げるのならもう少し太めで個性を持たせたほうが良いような気もする。
スープはゴマを強く印象づけるいわゆるスタンダードな担々麺で最近ではよくあるタイプなのか、以前ほどの感激はない。
花山椒も以前よりかなり身近になったので個人的にはもう少し強く効かせて欲しいが万人向けではないので難しいのかもしれない。
肉そぼろがかなり多めにトッピングされていて嬉しいがこの手のオーソドックスな担々麺の場合、全部スープに沈んでしまうのが難点ではある。
辛さの指定とかは特にしなかったがデフォルトでじゅうぶんな辛さがあるのは嬉しい。
ただ全体に以前の健美堂でいただいた担々麺とほとんど変わっていないように感じられ専門店ならでは、というものがもう少し欲しい。
後半は完全に食べ飽きてしまってどうにか最後まで食べきったが、昨今食べてきた担々麺と比較してこれといった優位性が感じられなかったのは残念だ。
それでも心機一転、担々麺で勝負するお店を応援したい気持ちになった担々麺専門店 鳳の極・担々麺だった。