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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に__』と第3期シリーズ「PSYCHO-PASS サイコパス 3」の間のエピソードを描いた劇場版アニメ。

人間の心理状態を数値化して管理する世界で、公安局統括監視官の常守朱らがある文書をめぐり「ピースブレイカー」が起こした事件に立ち向かう。

監督を本シリーズに携わってきた塩谷直義、アニメーション制作を Production I.G が担当。

ボイスキャスト花澤香菜関智一野島健児などが名を連ねる。

2118年1月、外国船舶で殺人事件が起き、公安局統括監視官の常守朱らが現場に向かう。

事件の背後には外務省海外調整局行動課が追っていた「ピースブレイカー」の存在があった。

刑事課一係が行動課と共同で捜査を開始するが、そこにはかつて公安局から逃亡した狡噛慎也がいた。

アニメPSYCHO-PASSシリーズの最新劇場版。

映画館に行こうと思っていたが近所の劇場で上映していなかったので泣く泣く諦めた。

その分、楽しみにしていたので待望の作品になった。

さすがに最近作だけあって特に水の映像は恐ろしい程美しくリアルでまずはそこに目を奪われる。

PSYCHO-PASSシリーズは主人公が変わったりしてとっつきにくいが観始めると他の作品では得難い独特の世界観に魅せられる。

狡噛慎也常守朱とこれまでのアニメ版でお馴染みのキャラが最初からバンバン登場してくれて安心させられる(笑)

このジャンルのアニメと言えば同じProduction I.G製作の攻殻機動隊があるが電脳化された全身義体マッチョなサイボーグがあまり出てこないのがPSYCHO-PASSの特徴かも知れない。

この作品での近未来の都会はまるで映画ブレードランナーの世界そのものでそう言う意味ではさすがにSF映画の金字塔だけの事はある。

このPSYCHO-PASSシリーズのディスプレイが空中に浮き出て大きく表示してくれるスマートウォッチは次期スマートフォンとして本当に可能性あるんじゃないかと思わせる。

前半はこの物語の根幹であるシビュラシステムによるドミネーターは起動せず戦うのである意味このシビュラシステムによる縛りから逃れて少し自由な発想のストーリーになっている。

まあ劇場版にするにはありきたりなストーリーでは物足りないのでこうなるのも自然な流れと言える。

アニメ攻殻機動隊セカンドシーズンでも自治区のようになっている北方領土が舞台になっていたがこの作品でも最終的には自治区北方領土が戦いの場になっているのは偶然ではないだろう。

法よりもAIに全てを決めてもらうというこの作品を支配している世界観はまんざら夢物語ではなく将来的にかなりのリアリティがあるように思えるところがちょっと怖い。

相変わらず難解なテーマではあるがソレでも何となく言わんとしているところは理解できるし見応えもある。

映像の美しさは表現力を上げてくれるので戦闘シーンもかなり迫力もある。

他のPSYCHO-PASSシリーズ同様、わかったようなわからんかったような、なんとも言えない不思議な印象だった劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCEだった。

後から知ったがこの劇場版はアニメPSYCHO-PASSシリーズ2ndシーズンと3ndシーズンの間の話しらしくもう一度3ndシーズンを観た方が良さそうだがまたこの続きが造られそうだ。